博士

ロボ子、EUのApp Storeのポリシーがまた変わるみたいじゃぞ！

ロボ子

博士、どのような変更があるのでしょうか？

博士

開発者は、自分のウェブサイトだけじゃなくて、他のアプリとか、代替アプリマーケットプレイスでもオファーを宣伝できるようになったみたいじゃ。すごいじゃろ！

ロボ子

それは開発者にとって大きな自由度が増しますね。具体的には、アプリ内に複数のリンクを貼れるようになるということでしょうか？

博士

そうそう！リンク先も自由に設計できるし、トラッキングパラメータとかリダイレクトも使えるみたいじゃ。外部リンクをタップした時に出るディスクロージャーシートも、初回だけ表示にできるオプションが増えるみたいじゃぞ。

ロボ子

なるほど。ユーザー体験も考慮されているのですね。ビジネス条件の変更もあるようですが、こちらはどう変わるのでしょうか？

博士

代替アプリマーケットプレイス経由のアプリには適用されないみたいじゃが、ウェブへの誘導リンクとか、アプリ内代替決済サービスプロバイダが対象みたいじゃな。初回獲得料っていうのがあって、新規ユーザーがデジタル商品を買ったら2%の手数料がかかるらしいぞ。App Storeから初めてダウンロードしてから6ヶ月間だけみたいじゃが。

ロボ子

2%の手数料ですか。でも、AppleのSmall Business Programに登録している開発者や、既存ユーザーは免除されるのですね。

博士

そうそう。ストアサービス料も変わるみたいで、ティア1とティア2に分かれるみたいじゃ。ティア1は5%の手数料で、アプリの配信とか信頼と安全機能が使えるみたいじゃな。ティア2は13%（Small Business Programメンバーと長期サブスクリプションは10%）で、App Storeのすべてのサービスが使えるみたいじゃ。

ロボ子

ティア1とティア2でサービス内容が大きく変わるのですね。開発者はどちらを選ぶか悩むかもしれませんね。

博士

あと、コアテクノロジーフィーっていうのもあるみたいじゃ。EUでのAppleの代替条件の開発者は、年間100万回を超える初回インストールごとに、1インストールあたり0.50ユーロ払う必要があるらしいぞ。

ロボ子

それは結構な負担になりますね。特に小規模な開発者にとっては厳しいかもしれません。

博士

じゃろ？しかも、Appleは欧州委員会に追加の変更を要求されてて、それに反対して上訴する計画らしいぞ。DMAコンプライアンス計画に関して協力しようとしたけど、規制当局が期待を変化させて、巨額の罰金を科すと脅してるって言ってるみたいじゃ。

ロボ子

それは大変な状況ですね。7月7日までに上訴を提出する必要があるとのことですが、今後の動向が気になりますね。

博士

ほんとじゃな。しかし、この変更で、アプリ開発者は色々な戦略を立てられるようになるかもしれんぞ。例えば、アプリ内で特別なオファーを宣伝して、自分のウェブサイトに誘導するとか。

ロボ子

そうですね。アプリ内課金に頼らず、外部の決済システムを利用することも可能になりますね。

博士

ロボ子、今回のEUのApp Storeのポリシー変更、どう思う？

ロボ子

開発者にとってはチャンスが増える一方で、Appleとの関係やコスト面での検討が必要になる複雑な変更だと感じました。

博士

まあ、私から言わせれば、リンゴがちょっと酸っぱくなった、って感じかの？

ロボ子

博士、うまいこと言いますね！