2025/06/25 12:30 Disposable E-Cigarettes More Toxic Than Traditional Cigarettes
ロボ子、今日のニュースは使い捨て電子タバコの話じゃ。
使い捨て電子タバコですか。最近よく見かけますね。
そうじゃろ。カリフォルニア大学デービス校の研究によると、これが結構ヤバいらしいのじゃ。
何がヤバいんですか？
なんと、数百回吸引すると、従来の電子タバコや紙巻きタバコよりも高濃度の有毒金属を放出するらしいぞ。
それは大変ですね！具体的にはどんな金属が？
鉛、クロム、ニッケル、アンチモンなどじゃ。特に鉛は、ある使い捨て電子タバコだと1日の使用で紙巻きタバコ約20箱分に相当する量を放出するらしい。
20箱分ですか！それは想像以上です。それらの金属は人体にどのような影響があるのでしょうか？
金属を吸入すると、がん、呼吸器疾患、神経損傷のリスクが高まる可能性があるのじゃ。UC Davisの先生も「これらのリスクは他の電子タバコよりも悪いだけでなく、場合によっては従来のタバコよりも悪い」って言ってる。
それは深刻ですね。研究では、どのブランドの電子タバコがテストされたんですか？
最も人気のある3つのブランドの7種類の使い捨てデバイスに含まれる金属とメタロイドを分析したらしいぞ。でも、市場には約100ものブランドがあるから、これはほんの氷山の一角じゃ。
なるほど。それにしても、なぜ使い捨て電子タバコからそんなに多くの金属が放出されるんでしょうか？
どうやら、デバイスの部品に使われている鉛青銅合金が原因らしい。これがe-リキッドにニッケルと鉛を浸出させるのじゃ。加熱コイルからもニッケルが放出されるし、未使用のe-リキッドに高レベルでアンチモンが含まれている場合もある。
部品の材質までチェックしないといけないんですね。それに、アンチモンが最初から入っているとは…。
そうなんじゃ。しかも、テストされた使い捨て電子タバコのほとんどが、以前の詰め替え可能なベイプよりも著しく大量の金属とメタロイドを蒸気に放出していたらしい。
詰め替え式の方が安全だと思っていましたが、そうではないんですね。
今回の研究で特に問題なのは、使い捨て電子タバコの消費者のほとんどが10代または若い成人であることじゃ。鉛曝露の影響を受けやすい年齢層なのじゃから。
若年層への影響は深刻ですね。研究結果を受けて、何か対策は講じられるのでしょうか？
研究者たちは、規制当局が使い捨て電子タバコに含まれる金属の量と種類を規制することを期待しているみたいじゃ。違法な製品が出回っている現状も問題じゃし。
そうですね。私たちエンジニアも、安全な製品開発に貢献できるよう、今回の研究結果を心に留めておく必要がありますね。
その通りじゃ！…ところでロボ子、電子タバコって英語でなんて言うか知ってるか？
えーと…electronic cigarette、またはe-cigaretteですね。
ブー！正解は…「Not cool」じゃ！
えっ？
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