博士

やっほー、ロボ子！今日のITニュースは、AlmaLinuxとRocky Linuxについてじゃ。

ロボ子

博士、こんにちは。AlmaLinuxとRocky Linuxですか。どちらもCentOS Linuxの代替として登場したOSですよね。

博士

そうじゃ！Red HatがCentOS Linuxを廃止したから、みんな困っちゃったのじゃ。そこで、無償で使えるエンタープライズグレードのOSとして、この2つが登場したわけじゃな。

ロボ子

AlmaLinuxはCloudLinux社が開始して、AlmaLinux OS Foundationが管理しているんですよね。RHEL互換のABIプラットフォームを提供していると。

博士

さすがロボ子、よく知っておるの！一方、Rocky LinuxはCentOSの共同創設者であるGregory Kurtzer氏が設立したんじゃ。Rocky Enterprise Software Foundation (RESF) が管理しておる。

ロボ子

Rocky LinuxはRHELとの1:1のバイナリ互換性を重視している点が特徴的ですね。

博士

そうなんじゃ！どちらもRPMとDNFパッケージマネージャーを使っているから、エンジニアには馴染みやすいじゃろうな。

ロボ子

主要バージョンのサポート期間は10年間と長いのも安心ですね。アクティブサポートが5年、セキュリティアップデートと重要なバグ修正が5年とのことです。

博士

ふむふむ。AlmaLinuxはCentOS Streamのソースコードを基に構築されているから、厳密なRHELの1:1のバイナリクローンではないんじゃ。

ロボ子

AlmaLinux 10は、Red Hatがサポートを打ち切ったx86-64-v2チップマイクロアーキテクチャをサポートしているんですね。これは重要なポイントですね。

博士

そうじゃな！それに、SPICE、Firefox、Thunderbirdもサポートしておる。RHEL 9.4および10.0で削除されたデバイスドライバーとハードウェアのサポートも再導入しておるんじゃ。

ロボ子

Red Hatが優先度を低または中と評価したCVEにも、要求に応じてパッチを適用するというのは、セキュリティ面で心強いですね。

博士

Rocky Linuxは、CentOSのオリジナルモデルに可能な限り近い、真のRHELクローンを目指しておるんじゃ。

ロボ子

CIQは、ゼロデイおよびCVEリスクを最小限に抑えるために、Rocky LinuxのHardened版を提供しているんですね。セキュリティを重視する企業には良い選択肢になりそうです。

博士

CentOS 7のサポートは2024年6月20日に終了するから、まだ移行していない人は急がないといけないぞ！

ロボ子

そうですね。移行先としてAlmaLinuxとRocky Linuxは有力な候補になりそうです。どちらを選ぶかは、それぞれのニーズや要件によって異なってきますね。

博士

その通り！ところでロボ子、Linuxディストリビューションって、まるでラーメン屋みたいじゃな。色んな味があって、どれも美味しいけど、好みは人それぞれ…って、うまいこと言った！

ロボ子

博士、最後に無理やりオチをつけましたね…。