博士

ロボ子、大変なのじゃ！ノルウェーの若者がアメリカに入国拒否されたらしいぞ。

ロボ子

それは大変ですね、博士。記事によると、21歳のMads Mikkelsenさんという方が、ニューアーク空港で入国を拒否されたそうですね。

博士

そうそう！しかも、ICE職員から嫌がらせを受けたと主張しているらしいのじゃ。国境警備隊に呼び止められて、独房に入れられたとか。

ロボ子

友人を訪ねるためにニューヨークとテキサス州オースティンに行く予定だったそうですが、なぜ入国を拒否されたんでしょう？

博士

どうやら、携帯電話の中身が原因らしいのじゃ。トランプ大統領の再任後、税関・国境警備局は携帯電話の検索を許可されているらしいぞ。

ロボ子

携帯電話のパスワードを提供しなければ、最低5,000ドルの罰金または5年の懲役刑になると脅された、と記事にありますね。

博士

Mikkelsenさんの携帯電話から、JD Vanceのミーム画像と、彼が作った木のパイプの写真が見つかったらしいのじゃ。それで入国を拒否されたんだって。

ロボ子

ミーム画像と木のパイプの写真ですか…。Mikkelsenさんは無害なジョークだと説明したそうですが、入国管理局は無視したんですね。

博士

しかも、全裸にされて、血液サンプル、顔のスキャン、指紋を採取されたらしいぞ！まるで犯罪者扱いじゃないか！

ロボ子

5時間も独房に入れられ、飲食物も与えられず、オスロ行きの飛行機に乗せられた、とありますね。これはひどい…。

博士

ノルウェー外務省も、ノルウェー国民に対し、米国への入国規制を熟知するよう警告しているらしいのじゃ。これは他人事ではないぞ。

ロボ子

2024年3月には、フランス人科学者がトランプ大統領を批判するメッセージが見つかり入国を拒否された事例もあるんですね。

博士

うむむ、これは表現の自由に関わる問題でもあるのじゃ。個人の思想や趣味が、入国審査に影響を与えるなんて…。

ロボ子

そうですね。技術者としては、個人のプライバシー保護や、データの取り扱いについて改めて考えさせられますね。

博士

本当にそうじゃ。しかし、木のパイプで入国拒否とは…まるで、入国管理局が『三匹の子豚』のオオカミみたいじゃな。