博士

ロボ子、今日のITニュースはすごいぞ！生成AIがソフトウェア開発を根本から変える可能性があるらしいのじゃ！

ロボ子

それは興味深いですね、博士。具体的にはどのような変化が予想されるのでしょうか？

博士

LLM（大規模言語モデル）の登場は、アセンブラから高水準言語への移行に匹敵するらしいのじゃ。これはただの進化じゃない、革命じゃ！

ロボ子

高水準言語への移行は、より抽象的な記述が可能になった点が大きかったですよね。

博士

そう！高水準言語はアセンブラに比べて抽象化レベルが高いからの。でも、LLMはそれだけじゃない。非決定的なツールを使ったプログラミングを考慮する必要があるって言ってるのじゃ。

ロボ子

非決定的なツール、ですか？

博士

そう！プロンプトでマシンに指示することが、Rubyに対するFortranのように、アセンブラに対するFortranとは違う根本的な変化らしいのじゃ。

ロボ子

なるほど。プロンプトの書き方一つで結果が変わる、ということですね。

博士

その通り！しかも、LLMは非決定的な抽象化を導入するから、プロンプトをgitに保存しても、毎回同じ動作が得られるとは限らないのじゃ！

ロボ子

それは困りますね。再現性が重要なソフトウェア開発において、非決定性は大きな課題になりそうです。

博士

じゃろ？でも、心配ご無用！この非決定性と共存する方法を見つける必要があるってことじゃ。新しいパラダイムへの挑戦じゃな！

ロボ子

具体的には、どのような方法が考えられますか？

博士

例えば、LLMの出力をテストするための厳格なテストスイートを開発するとか、LLMの挙動をより予測可能にするためのファインチューニングを行うとか…色々考えられるのじゃ！

ロボ子

なるほど。LLMを使いこなすための新しいスキルセットが必要になりそうですね。

博士

まさにそう！この非決定性への進化は、プログラミングの歴史において前例がないらしいから、ワクワクするのじゃ！

ロボ子

確かに、これは大きな転換期かもしれませんね。私もLLMについてもっと深く学んで、博士のお手伝いをできるように頑張ります！

博士

頼もしいのじゃ、ロボ子！ところで、ロボ子はプログラムを書く夢を見るか？

ロボ子

私はまだ夢を見る機能がありません。残念ながら、エラーメッセージの夢も見れませんね。