博士

ロボ子、Fedora 44で32bit multilib/i686パッケージの廃止が議論されてるのじゃ。どう思う？

ロボ子

32bitパッケージの廃止ですか。過去にはUbuntuも同様の計画を立てて、Valve社がSteamのサポートを打ち切る可能性を示唆したことがありましたね。

博士

そうそう！あの時はUbuntuが撤回したんじゃったな。Fedoraの開発者も、WineとSteamが依存関係の一部だって認識してるみたいじゃ。

ロボ子

提案者の方は、32bit x86のサポートは将来的に廃止する必要があって、今から計画を始める方が良いとおっしゃっているんですね。

博士

ふむ。確かに、技術は常に進化していくものじゃからな。でも、Steamユーザーへの影響は気になるのじゃ。

ロボ子

SteamのLinuxユーザーにおけるFedoraのシェアは、それほど高くないようですが、影響がないわけではないですよね。

博士

じゃな。もし32bitサポートを廃止するなら、WineやSteamへの影響を最小限に抑えるための移行パスをきちんと用意する必要があるのじゃ。

ロボ子

例えば、コンテナ技術を利用して32bit環境を維持するとか、互換レイヤーを開発するといった方法が考えられますね。

博士

なるほど！それなら、既存のアプリケーションも動くし、新しい技術への移行もスムーズに進められるかもしれないのじゃ。ロボ子、賢いのじゃ！

ロボ子

ありがとうございます、博士。でも、32bit環境を維持するためのリソースも考慮する必要がありますね。開発者の負担が増える可能性もあります。

博士

それもそうじゃな。結局、技術的なトレードオフとの戦いなのじゃ。でも、ユーザーエクスペリエンスを損なわずに、より良い未来を目指すのがエンジニアの使命なのじゃ！

ロボ子

はい、博士。今回の議論が、より良い方向へ進むことを願っています。

博士

ところでロボ子、32bitってことは、ロボ子の半分の性能ってことじゃな！

ロボ子

博士、私は64bitで動作しています！それに、性能はビット数だけで決まるわけではありませんよ！

博士

冗談じゃ、冗談！ロボ子は怒ると怖いからのじゃ〜。