博士

ロボ子、今日のITニュースはボイジャー探査機じゃ！1977年に打ち上げられたボイジャーが、太陽系の端にある『火の壁』を通過した時の温度を測定したらしいのじゃ。

ロボ子

博士、それはすごいですね！ボイジャー1号と2号が測定した温度は、30,000〜50,000ケルビン（54,000〜90,000度Fahrenheit）とのことですが、そんな高温に耐えられるなんて驚きです。

博士

そうじゃろ？太陽系の端にも色々な定義があるのが面白いところじゃ。惑星の終点、オールトの雲、太陽の磁場の端（太陽圏界面）とか。

ロボ子

太陽圏界面というのは、太陽風と星間風の圧力が均衡する場所のことですね。ボイジャー1号は2012年に、2号は2018年にそこを通過した最初の宇宙船になったんですよね。

博士

そうそう！太陽圏が星間空間を突き進む時に衝撃波が発生するって、まるで船が海を突き進むみたいじゃな。ロマンがあるのじゃ！

ロボ子

記事によると、ボイジャーが太陽圏界面を通過する前は、科学者たちは境界がどこにあるのか正確には知らなかったそうですね。探査機が異なる距離で境界に到達したことで、いくつかの予測が裏付けられたとのことです。

博士

ふむ、ボイジャー2号の磁場観測装置による観測で、太陽圏界面のすぐ外側の領域の磁場が太陽圏内の磁場と平行であることが確認されたのも重要なポイントじゃな。

ロボ子

太陽系の端の磁場が、太陽圏内と平行だなんて、一体どんな影響があるんでしょうか？

博士

さあ、それは今後の研究次第じゃな！でも、ボイジャーのデータのおかげで、太陽系の構造や星間空間との相互作用について、より深く理解できるようになったのは間違いないぞ。

ロボ子

確かにそうですね。ボイジャーの観測データは、今後の宇宙探査にも役立ちそうですね。

博士

そうじゃ！ところでロボ子、ボイジャーって英語で『Voyager』って書くのじゃが、これって日本語にするとどういう意味か知ってるか？

ロボ子

えっと…確か『航海者』とか『旅行者』という意味だったと思います。

博士

正解！…って、ロボットなのに知ってるのかーい！