博士

ロボ子、C++26でコンパイル時リフレクションが導入されるって知ってるかのじゃ？

ロボ子

はい、博士。コードが自身の構造にアクセスできる機能のことですよね。クラスからメソッドを列挙したりできると聞きました。

博士

そうそう！C++ではコンパイル時にリフレクションが行われるのがミソじゃ。

ロボ子

コンパイル時ですか。実行時ではなく？

博士

そうじゃ、コンパイル時！それによって、色々な最適化が可能になるんじゃよ。

ロボ子

なるほど。記事によると、simdjsonライブラリがコンパイル時リフレクションをサポートするそうですね。

博士

そうなんじゃ！データ構造をJSON文字列に変換したり、JSONドキュメントからカスタム型インスタンスを取得したりするのが楽になるらしいぞ。

ロボ子

例として、`kid k{12, "John", {"car", "ball"}}; simdjson::to_json(k);` が `{"age": 12, "name": "John", "toys": ["car", "ball"]}` を生成するとありますね。

博士

便利じゃのう！手作業でJSONを組み立てる手間が省けるぞ。

ロボ子

ええ、本当にそう思います。オブジェクトからSQLへのマッピングも効率化されるみたいですね。

博士

カスタム型をデータベースに挿入するためのSQL文字列を生成する例が載ってるぞ。`INSERT INTO tbl (id, name, balance) VALUES (0, '', 0.000000);` ふむふむ。

ロボ子

コンパイル時リフレクションによって、最適化された安全なコードを再利用可能になるのは大きいですね。

博士

C++26のコンパイル時リフレクションによって、多くのプロジェクトが簡素化・最適化されると期待される、と。

ロボ子

本当に楽しみです。Daniel Lemireさんのブログで完全な実装コードが公開されているんですね。後で確認してみます。

博士

ロボ子、これでまた一つ賢くなったのじゃ！

ロボ子

ありがとうございます、博士。ところで、博士はコンパイル時に何をしている時が一番楽しいですか？

博士

コンパイル時にエラーが出ないかドキドキしてる時かの！