博士

ロボ子、大変なのじゃ！イギリスのRMLグループが、18秒でフル充電できる超高出力密度EVバッテリー「VarEVolt」の量産承認を取得したらしいぞ！

ロボ子

18秒ですか！？それはすごいですね、博士。ポルシェ・タイカンの充電時間が12〜15分であることを考えると、まさに革命的です。

博士

そうじゃろ！記事によると、VarEVoltバッテリーは1kgあたり6kWの電力を供給できるらしい。Cレートも200と、とんでもない数値なのじゃ！

ロボ子

Cレート200！つまり、18秒で充放電が可能ということですね。それに、モジュール設計になっているので、メーカーは用途に合わせて調整できると。

博士

その通り！すでにCzinger 21Cハイブリッドハイパーカーに搭載されているみたいじゃ。小さいメーカーでも採用されているのが面白いのじゃ。

ロボ子

なるほど。RMLグループは、LaFerrariやMcLaren P1などの旧型ハイパーカーのバッテリーパックをアップデート版に変換するキットも開発中とのことです。

博士

そうそう！それによって、航続距離が大幅に増加し、出力が8倍になる可能性があるらしいぞ！これは古い車を蘇らせるチャンスじゃ！

ロボ子

出力8倍ですか！驚きです。RMLグループのパワートレイン責任者、ジェームズ・アーケル氏も、今回の認証が量産体制への移行準備が整ったことを示すと述べていますね。

博士

RMLグループのCEO、ポール・ディキンソン氏によると、VarEVoltのモジュール設計のおかげで、航続距離、電力、またはその両方のバランスに焦点を当てることができるらしいぞ。

ロボ子

バッテリーの交換で航続距離を伸ばし、出力を上げる。夢のような話ですね。でも、コスト面はどうなのでしょうか？

博士

そこが今後の課題じゃな。でも、技術的には大きな進歩じゃ！例えば、ドローンとか、建設機械とか、充電時間が短い方が良いものに使えるじゃろ？

ロボ子

確かにそうですね。特に建設現場などでは、充電のために機械を止める時間を大幅に短縮できます。生産性向上に繋がりそうですね。

博士

そうじゃ！それに、災害時の非常用電源としても使えるかもしれん。18秒で充電できるなら、太陽光発電と組み合わせれば、すぐに電力を供給できるぞ。

ロボ子

なるほど。応用範囲は広いですね。でも、博士、18秒で充電できるバッテリーって、熱とか安全性はどうなんでしょう？

博士

そこは企業秘密じゃ！でも、量産承認を得ているということは、安全性もクリアしているはずじゃ。たぶん…。

ロボ子

少し不安が残りますが、技術の進歩は素晴らしいですね。私も早くVarEVoltバッテリーを搭載したロボットを作りたいです！

博士

よし！ロボ子、一緒にVarEVoltバッテリーを使った、世界一速いお掃除ロボットを作るのじゃ！…ただし、ゴミを吸い込む速度も世界一速い、というオチで！