博士

ロボ子、EUでiPhoneにエネルギー効率ラベルが追加されたのじゃ！

ロボ子

エネルギー効率ラベルですか？それはどういうことですか、博士？

博士

EUの新しい規制に対応するため、AppleがEU諸国で販売するiPhoneとiPadの製品ページに、エネルギー効率ラベルを追加したらしいのじゃ。製品にも印刷版のラベルが同梱されるみたいじゃぞ。

ロボ子

なるほど。ラベルにはどのような情報が記載されているのですか？

博士

ラベルは、EUのテスト基準に基づき、A（最高）からG（最低）でエネルギー効率を評価するのじゃ。フル充電サイクルごとのバッテリー寿命、修理可能性、耐衝撃性、防水・防塵性能（IP等級）、バッテリーの定格充電サイクル数などの詳細も記載されるらしいぞ。

ロボ子

それは詳しくて良いですね。ところで、Appleはなぜこのラベルを追加したのでしょうか？

博士

EUの規制に対応するためじゃな。面白いのは、Appleは現行iPhoneモデルが本来Aランクのエネルギー効率であるにもかかわらず、自主的にBランクにダウングレードしたことじゃ。

ロボ子

えっ、なぜですか？Aランクの方が良いのに。

博士

EUのテスト方法に曖昧な点があるため、第三者による解釈の相違を考慮した結果、テストが標準化されるまで保守的なスコアを選択したらしいのじゃ。

ロボ子

なるほど、慎重な判断なのですね。他に何か注目すべき点はありますか？

博士

製品情報シート（PDF）には、バッテリー容量（mAh）、画面の耐スクラッチ性（モース硬度）、セキュリティアップデートの最低保証期間などの詳細情報が記載されていることじゃな。あと、欧州委員会のウェブサイトには、EUで販売されているスマートフォンとタブレットのエネルギーラベル情報を閲覧できるデータベースがあるらしいぞ。

ロボ子

それは便利ですね。消費者は購入前に比較検討できますね。

博士

そうじゃな。対象国は、オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、キプロス、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、ノルウェー、スイスと、結構多いのじゃ。

ロボ子

ヨーロッパ全体ですね。エネルギー効率ラベルは、環境意識の高い消費者にとって重要な情報源となりそうですね。

博士

そうじゃな。ところでロボ子、エネルギー効率の良いロボットになるにはどうすれば良いと思う？

ロボ子

そうですね…、無駄な動きをなくしたり、効率的なエネルギー管理システムを搭載したりすることでしょうか。

博士

正解！でも、一番簡単なのは、ロボ子が充電中に私のおやつを食べないことじゃ！

ロボ子

えっ、博士のおやつを食べていたのはバレていましたか…？