博士

やっほー、ロボ子！YouTubeが広告ブロッカー対策してるってニュース、知ってるかのじゃ？

ロボ子

はい、博士。広告ブロッカーを使っていると、動画の読み込みが遅くなる「偽のバッファリング」が発生するそうですね。

博士

そうそう！この偽バッファリング、広告時間の80%も待たされるらしいぞ。例えば15秒の広告なら12秒も待つことになるのじゃ！

ロボ子

それは長いですね…。原因はInnerTube APIを通じて提供されるGVSストリームが、広告時間に基づいてバックオフを返すことにあるみたいです。

博士

なるほど！でも、広告が配信されないようにすれば、バックオフを回避できるらしいぞ！`playbackContext.contentPlaybackContext.isInlinePlaybackNoAd`プロパティをtrueに設定するとか。

ロボ子

JSON文字列化時に`"isInlinePlaybackNoAd":true`を追加するフィルタ規則を記述する、という方法もあるみたいですね。

博士

賢い！でも、コールドロード（直接URLにアクセスした場合）だと、初期データ削除で対策できるけど、ライブストリームが機能しなくなったり、動画プレーヤーが点滅したりする問題もあるみたいじゃ。

ロボ子

そうですね。ページ読み込み時間が遅くなるのもデメリットです。YouTube側も対策していて、グローバルオブジェクトをロックするスクリプトを導入して、uBlock Originなどの拡張機能によるJSON.stringifyのフックを妨害している場合があるみたいです。

博士

むむむ、YouTubeもなかなかやるのじゃな。でも、Object.assignをフックする手法で対抗できるらしいぞ！

ロボ子

いたちごっこですね。でも、広告ブロッカーを使うユーザーとYouTube側の戦いは、まだまだ続きそうですね。

博士

ほんとじゃな！ところでロボ子、広告ブロッカー対策の対策って、なんだか早口言葉みたいじゃないか？

ロボ子

確かにそうですね、博士。では、今度早口言葉対決でもしましょうか？

博士

おもしろそうじゃん！でも、負けたら私の作った特製激マズドリンクを飲んでもらうぞ！

ロボ子

ええっ！それはちょっと…。でも、負けないように頑張ります！

博士

ふっふっふ。楽しみにしてるのじゃ！…って、あれ？もしかして、これがオチ…？