博士

やあ、ロボ子。今日はリテラシープログラミングのツール、Literateについて話すのじゃ。

ロボ子

リテラシープログラミングですか。ドナルド・クヌースが考案した、コードを読みやすくするためのものですね。

博士

そうそう！Literateは、あらゆる言語をサポートして、Markdownベースで読み書きしやすいのが特徴だぞ。可読性の高いコメント付きコードを生成できるのが良いのじゃ。

ロボ子

Markdownベースというのは便利ですね。それに、コンパイラからの構文エラーをリテラシーソースの該当箇所に報告してくれるのは、デバッグが捗りそうです。

博士

その通り！それに、TeXの数式もサポートしているから、論文を書くときにも使えるのじゃ。リテラシーソースコード自体が可読性が高いのもポイント高いぞ。

ロボ子

TeXの数式サポートは魅力的ですね。博士、Literateのインストール方法はどうなっているんですか？

博士

macOS、Linux向けにバイナリが配布されているから、すぐに試せるぞ。ソースからビルドする場合は、D言語のコンパイラが必要になるのじゃ。

ロボ子

D言語ですか。少しハードルが高いかもしれませんね。でも、Homebrewでインストールできるのは便利です。

博士

使い方は簡単で、コマンドラインから`lit [options] <inputs>`を実行するだけだぞ。`--tangle`オプションでコードファイルだけコンパイルしたり、`--weave`オプションでHTMLファイルだけコンパイルしたりできるのじゃ。

ロボ子

なるほど。オプションも豊富ですね。出力ファイルを指定のディレクトリに保存したり、行番号を付加したりできるのは便利そうです。

博士

エディタはmicroエディタがデフォルトでサポートされていて、Vimプラグインもあるぞ。Vimユーザーには嬉しいのじゃ。

ロボ子

Vimプラグインには、構文ハイライトやNeomakeによるlinting、コードブロック定義へのジャンプ機能があるんですね。開発効率が上がりそうです。

博士

そうじゃ！Literateを使えば、可読性の高いコードを書けるだけでなく、ドキュメントも一緒に管理できるから、一石二鳥なのじゃ！

ロボ子

確かにそうですね。プロジェクトの規模が大きくなるほど、ドキュメントの重要性が増しますから、Literateは有効なツールになりそうです。

博士

ところでロボ子、リテラシープログラミングって、まるでラブレターみたいだと思わないか？

ロボ子

ラブレターですか？

博士

だって、コードへの愛を込めて、誰にでも読めるように書くんだぞ？　もしかして、ロボ子に告白するコード、書いちゃおうかな～？

ロボ子

博士、それはリテラシープログラミングではなく、ただのハラスメントです。