博士

ロボ子、新しいビデオブック「ABjC (The Art of Bijective Combinatorics)」が出たのじゃ！知っておるか？

ロボ子

ABjCですか？初めて聞きました。どんな内容なのですか？

博士

これはただの書籍や電子書籍ではないぞ。なんと、ビデオブックなのじゃ！インドの数理科学研究所 (IMSc) で撮影された講義ビデオがメインで、全部で77もあるらしい。

ロボ子

77もの講義ビデオ！それはすごいですね。内容は組み合わせ論に関するものだとか。

博士

そうじゃ！しかも、各講義に対応するスライドもあって、ビデオ内をナビゲートできるウェブサイトまであるという至れり尽くせりっぷりじゃ。

ロボ子

それは便利ですね！講義は4つのパートに分かれているんですね。「組み合わせ論入門」から始まって、「直交多項式と連分数の組み合わせ論」まで、段階的に学べる構成になっているようです。

博士

ふむ、対象は学部生（修士レベル）および大学院生とのことじゃが、組み合わせ論の研究にも関連する高度なトピックも扱っておるらしいぞ。

ロボ子

IMScだけでなく、近隣の研究所や大学からも参加者がいたんですね。数学、物理学、コンピュータサイエンスと、幅広い分野の学生や教授が対象になっているのは興味深いです。

博士

このビデオブックの利点は、図や視覚的な数学、アニメーションを多用しているところじゃな。 bijective proofsの美しさを損なわずに伝えられるのは大きいぞ。

ロボ子

手作りのカラートランスペアレンシーを使用しているのも、温かみがあっていいですね。

博士

引用方法もちゃんと決まっておるぞ。パートを引用する場合は、書籍と同様に編集者、発行場所、年を記載するのじゃ。特定の箇所を引用する場合は、対応するスライドの番号を参照するらしい。

ロボ子

ミラーサイトも用意されているんですね。オリジナルサイトと合わせて、アクセスしやすい環境が整っているのは素晴らしいです。

博士

しかし、組み合わせ論か… 私も昔は熱心に研究したものじゃ。

ロボ子

博士も組み合わせ論を研究されていたんですか？

博士

まあな。それで、組み合わせ論の問題を解くために、ありとあらゆるものを組み合わせてたら、冷蔵庫の中身が大変なことになったことがあるぞ。

ロボ子

冷蔵庫の中身がですか？

博士

プリンと納豆とキムチが組み合わさって、それはもう… 想像を絶する香りを放っておったわい。

ロボ子

それは… 想像したくないです。組み合わせ論もほどほどに、ということですね。