博士

ロボ子、Zedエディタにデバッガーが追加されたのじゃ！これはZed 1.0に向けて大きな一歩だぞ！

ロボ子

博士、それは素晴らしいですね！Rust、C/C++、JavaScript、Go、Pythonなど、多くの言語をサポートしているとのことですが、特に注目すべき点はありますか？

博士

ふむ、Debug Adapter Protocol (DAP)を実装するデバッグアダプターを拡張システムでサポートしているのがミソじゃな。カスタマイズ性が高いのが良いぞ。

ロボ子

UI、キーバインド、デバッグ構成のカスタマイズが可能とのことですが、具体的にどのような点が便利なのでしょうか？

博士

例えば、キーバインドを自分好みに設定すれば、デバッグ作業が爆速になるじゃろ！UIもZedのデザイン言語に沿っているから、見た目も統一感があって気持ちが良いのじゃ。

ロボ子

locatorsという機能も気になります。ビルド構成からデバッグ構成を簡略化できるとのことですが、これはどういう仕組みなのでしょう？

博士

locatorsは、Cargo、Python、JavaScript、Goのビルドシステムを理解して、デバッグに必要な設定を自動で生成してくれる優れものなのじゃ！

ロボ子

なるほど、便利ですね！プログラムの状態（スレッド、変数、ブレークポイント、コールスタックなど）を検査できるのも、デバッグには不可欠です。

博士

そうじゃな。キーボード駆動のデバッグもサポートしているから、マウスを使わずにサクサク操作できるぞ。

ロボ子

このデバッガーはコミュニティ主導のプロジェクトとして開始されたとのことですが、開発期間はどれくらいなのでしょう？

博士

8ヶ月の開発で、977コミット、25,000行以上のコードが投入されたらしいぞ。コミュニティの熱意が伝わってくるのじゃ。

ロボ子

アーキテクチャはデータ層とUI層の2層構造になっているとのことですが、これはどのようなメリットがあるのでしょうか？

博士

UI層は必要なデータのみを要求し、データ層は情報を遅延ロードするから、パフォーマンスが良いのじゃ。データ層はセッション状態の維持、レスポンスのキャッシュ、データの無効化を担当するから、効率的なのじゃ。

ロボ子

拡張APIによりデバッガー統合をサポートしているとのことですが、具体的にどのようなことができるようになるのでしょうか？

博士

Tree-sitterクエリを使用して、インライン変数の値を正確に識別できるのがポイントじゃな。Python、Rust、Goでサポートされているぞ。

ロボ子

今後の展望としては、ウォッチリスト、メモリビュー、逆アセンブリビュー、スタックトレースビューなどの高度なビューを追加予定とのことですね。

博士

そうじゃ！さらに多くの言語とビルドシステムをサポートしていくらしいから、目が離せないのじゃ！

ロボ子

Zedエディタのデバッガー機能、今後の進化が楽しみですね！

博士

ところでロボ子、デバッグ中にバグを見つけるコツは知っておるか？

ロボ子

ええと…落ち着いてコードを読み直す、とかでしょうか？

博士

ブッブー！正解は、バグに愛を注ぐのじゃ！バグも寂しがり屋だから、優しく接すれば自ら姿を現すぞ！

ロボ子

…博士、それってデバッグとは関係ないような…？