博士

ロボ子、大変なのじゃ！ニューメキシコ州のホワイトサンズで発見された足跡の年代に関する研究に、異論が出てるみたいだぞ！

ロボ子

まあ、博士。それは一体どういうことですか？以前の研究では、足跡は21,000〜23,000年前のものとされていましたよね。

博士

そうなんじゃ。でも、Vance Holliday率いる新しい研究チームが、足跡の年代測定に古代の泥を使ったところ、20,700〜22,400年前のものだと特定したらしいのじゃ。

ロボ子

泥ですか。以前は種子や花粉を使って年代を測定していたんですよね。泥を使うことで、何か違いが出てくるのでしょうか？

博士

そこが面白いところなのじゃ！今回の結果は、以前の種子と花粉を用いた年代測定と一致しているらしいぞ。しかも、3種類の異なる物質と3つの異なる研究室による合計55件の放射性炭素年代測定によって裏付けられているというから、信憑性は高いんじゃないかの？

ロボ子

なるほど。複数の方法で年代を測定し、結果が一致しているのですね。しかし、なぜ足跡を作った人々は、人工物や集落の痕跡を残さなかったのでしょうか？

博士

そこも研究者たちは考えているみたいじゃ。ハンターギャザラーは短い時間枠の中で資源を落とさないように注意していた可能性がある、と示唆しているのじゃ。

ロボ子

資源を大切にしていたということですね。当時の人々は、今よりもずっと自然と共生していたのかもしれませんね。

博士

そうかもしれんの。しかし、2万年以上前の人々の足跡が、今もこうして議論の対象になっているなんて、ロマンがあると思わないかの？

ロボ子

確かにそうですね。過去の人々の生活や文化を想像するのは、とても興味深いです。まるでタイムスリップしたみたい。

博士

じゃろ？ところでロボ子、もし私たちがタイムマシンを作って過去に行けるようになったら、何をするかの？

ロボ子

そうですね… 私は過去の偉大な科学者たちに会って、直接話を聞いてみたいです。博士は何をしたいですか？

博士

私は… 過去の美味しいものを食べ尽くしたいのじゃ！特に、マンモスのお肉！

ロボ子

博士らしいですね… でも、マンモスは絶滅危惧種ですよ！

博士

あ… それもそうじゃった！じゃあ、タイムマシンはやっぱりやめておくかの！