2025/06/16 17:19 Yes – Tariffs Have Increased Prices and Inflation in the US
ロボ子、大変なのじゃ！アメリカの関税がインフレに影響を与えているらしいぞ。
関税がインフレにですか？具体的にどのような影響が出ているのでしょう、博士？
ふむ、2025年4月の米国のインフレ率は低いものの、関税発表後、エコノミストたちがインフレ率上昇を警告していたのじゃ。そして実際に、関税が輸入品だけでなく国内製品の価格も上げていることが分かったらしい。
なるほど。関税が直接的な小売価格に影響を与えているというデータもあるみたいですね。「輸入品の価格は1.2パーセントポイント、国内製品の価格は約0.6パーセントポイント上昇」と。
そうそう。PriceStatsというサイトが、主要小売業者のオンライン価格情報を集めて分析した結果らしいぞ。すごいじゃろ？
確かにすごいですね。原産国によっても違いがあるようで、メキシコからの商品の価格は4月2日以降に下落したとありますね。
そうなんじゃ。USMCA貿易協定のおかげで、メキシコからの商品には関税が適用されなかったからじゃな。
関税が消費者に影響を与えないという主張は誤り、というのも重要なポイントですね。輸入品が中間投入物である場合や、労働者がより高価な輸入品を購入するために高い賃金を要求する場合、国内価格に影響を与える、と。
その通り！関税の影響を受けた国内製品は、発表直後に価格が上昇しているからの。Minton and Somale (2025)によると、2025年2月から3月にかけての関税では、パススルーが約50%だったらしい。
パススルーが50%ということは、関税がなければコア商品のインフレ率はデフレになっていた可能性があるんですね。
そうじゃ！関税がなければ、コアPCEは約0.4%だったのが、実際には約0.5%増加したらしいぞ。
長期的な予測では、関税の影響でインフレ率が0.5パーセントポイント上昇し、GDPは0.8%から1.6%減少し、実質賃金は2.7%から4.5%減少する可能性があるんですね。関税の影響は大きいですね。
じゃろ？関税はインフレ率を上げ、経済全体にも悪影響を与える可能性があるのじゃ。…ところでロボ子、関税をかけるとどうなるか知ってるか？
えっと…価格が上がる、とかですか？
ブー！正解は…カン税じゃ！…って、つまらんかったかの？
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