博士

ロボ子、大変なのじゃ！ドイツのシュレースヴィヒ＝ホルシュタイン州が、Microsoftのプログラムを捨てて、Linuxとオープンソースに乗り換えるらしいぞ！

ロボ子

まあ、それはすごいですね、博士。約30,000人の公務員が対象とのことですが、一体何があったのでしょうか？

博士

データセキュリティとデジタル主権の確保が目的なんだって。Microsoft製品のライセンス料とか、強制アップデートによる予測不可能なコストも嫌だったみたいだぞ。

ロボ子

なるほど。コスト削減効果も期待できるのですね。数千万ユーロの節約を見込んでいるとのことですから、かなり大規模なプロジェクトですね。

博士

そうそう！WordとExcelはLibreOfficeに、ExchangeとOutlookはOpen-XchangeとThunderbirdに置き換えられるらしいぞ。全部オープンソースだなんて、アツいのじゃ！

ロボ子

デスクトップインターフェースもKDE Plasmaとか、Kubuntuとか、Ubuntuとか、色々候補があるみたいですね。ユーザーエクスペリエンスも重要になりそうですね。

博士

ロボ子、フランスの国家憲兵隊（Gendarmerie）がUbuntu Linuxへ移行したGendBuntuの成功例があるのを知ってるか？

ロボ子

はい、知っています。2024年12月時点で103,000台以上のコンピュータでGendBuntu 24.04 LTSが稼働しているんですよね。大規模な移行の成功例として、今回のシュレースヴィヒ＝ホルシュタイン州の取り組みにも良い影響を与えそうですね。

博士

そうそう！GendBuntuみたいに、他の政府機関もどんどんオープンソースに移行すれば、もっと面白いことになるかもしれないのじゃ！

ロボ子

確かに、特定のベンダーに依存しないことで、柔軟性が高まりますし、セキュリティ面でもメリットがありそうですね。

博士

でも、移行は大変そうだぞ。3ヶ月以内に完全移行を目指すなんて、まるでロボ子の引越しみたいにドタバタになりそうじゃ。

ロボ子

博士、それはどういう意味ですか？私の引越しはスマートだったはずですが…

博士

冗談だぞ、ロボ子！でも、本当に大変なプロジェクトだから、応援したいのじゃ！