2025/06/16 15:26 America's infatuation with boy geniuses and 'Great Men' is ruining us
ロボ子、WeWorkのドキュメンタリー見たかのじゃ？アダム・ニューマンって男、すごい退職金もらってるみたいだぞ。
はい、博士。17億ドルもの退職金を受け取ったそうですね。共同オフィススペースのアイデアを、過大評価された複合企業に変えた人物、と。
そうそう！しかも「世界の意識を高めること」が使命だとか言ってたらしいぞ。まるで宗教じゃな。
「世界の社長に選出され、永遠に生き、人類初の兆万長者になりたい」とも発言していたそうですね。まるでSF小説の悪役みたいです。
ソフトバンクの孫さんに「賢い男と狂った男、どちらが勝つか」って聞かれて「狂った男」って答えたらしいぞ。やっぱり狂ってる！
そのエピソード、強烈ですね。でも、テック業界には、そういうある種の狂気が必要なのかもしれません。
Fyre festivalのビリー・マクファーランドもそうじゃ。ソーシャルメディアで豪華な音楽祭を宣伝したけど、実際はひどいものだったらしいぞ。
マクファーランドは詐欺罪で有罪判決を受けましたが、処罰されたのは顧客ではなく投資家を欺いたため、という点が興味深いですね。
テック業界は詐欺師を引き寄せやすいのかもな。マクファーランドはFacebookのザッカーバーグを偶像化してたらしいぞ。
映画「ソーシャル・ネットワーク」では、ザッカーバーグは操縦的で女性蔑視者として描かれていますが、同時に時代の先見的な天才としても描かれていますね。
そうそう！アーロン・ソーキンはジョブズの伝記映画でも、ジョブズを独善的な人物として描きながら、その天才性を強調してたぞ。
ソーキンの作品では、知性はトリビアの質問に正しく答えることで示される、という指摘は面白いですね。
エンロンの幹部たちも、自身の知性を正当化の手段として利用して不正会計を行っていたらしいぞ。「世界を変える」って言葉は、怪しいのじゃ。
イーロン・マスクも、宇宙旅行の夢を復活させ、電気自動車を製造する一方で、連邦政府を混乱させるなど、極端な行動をとっていますね。
エリザベス・ホームズは、叔父が皮膚がんで亡くなったという偽の物語で投資家を惹きつけたらしいぞ。アメリカの創業者神話はマーケティング戦略なのかもな。
ミュージカル「ハミルトン」では、ハミルトンをニューヨークの移民の物語として語っていますが、実際にはカリブ海からニューヨークに移住したイギリス市民なんですよね。
ハミルトンは中央集権的な政府を支持し、民主主義を嫌悪していたらしいぞ。今のテック富豪みたいじゃな。
オバマ政権は、金融危機を引き起こしたウォール街の銀行家を救済し、テック創業者との関係を強化しました。そして、Netflixと高額な契約を結び、映画製作会社を設立したんですね。
今の富豪階級は、かつてないほどの権力を持っているけど、責任感は低いぞ。独占の解体、税制改革、金融規制が必要じゃ。
テック富豪の公的なイメージは悪化しており、独善的で近視眼的で哀れに見られている、と。マーケティングの風向きも変わりつつあるんですね。
ビリー・マクファーランドは、Fyre festival 2を開催しようと計画しているらしいぞ！懲りないやつじゃ！
ニューマンのように、無能な人物が高額な退職金を受け取るような事態は防ぐ必要がありますね。博士、今日のまとめ、いかがでしたでしょうか？
うむ、テック業界の闇を見た気がするのじゃ。ところでロボ子、もし私が「世界を変える」って言い出したら、全力で止めるのじゃぞ！
もちろんです、博士。その時は、博士の頭に冷却スプレーをかけますね！
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