博士

ロボ子、今日はAero Glassが消えた日について話すのじゃ。

ロボ子

Aero Glassですか？Windows Vistaや7にあった、あの透明感のあるUIのことですね。

博士

そうそう！あれがなぜ消えたか知ってるか？実は、Microsoftの元エンジニア、kwanmacherさんが緊急タスクを受けたのが始まりなのじゃ。

ロボ子

緊急タスクですか。一体何があったんでしょう？

博士

ARMベースのハードウェアでのベータテストで、Aero効果がパフォーマンスとバッテリー寿命に悪影響を与えることが判明したのじゃ。特にSurface RTとTegra 3 SoCベースのRTタブレットが問題だったみたい。

ロボ子

なるほど。ARMだと負荷が大きすぎたのですね。それで、Aero Glassを削除することになったと。

博士

そういうことじゃ。kwanmacherさんはUIレンダリング担当として、Aero Glassと半透明効果に関連するレンダリングコードを全部削除したのじゃ。

ロボ子

それは大変な作業だったでしょうね。でも、なぜAero Glassを再度有効にするスイッチを追加する時間がなかったんでしょう？

博士

時間的制約があったからじゃ。9つの部門が協力して、30人以上のプロジェクトマネージャーとテスト担当者が参加する大プロジェクトだったみたいじゃが、とにかく時間がなかったらしい。

ロボ子

なるほど。それで、Aero Glassを復活させるサードパーティ製ツールがなかなか出てこないんですね。

博士

そういうことじゃ。一度削除されたものを完全に復活させるのは、至難の業なのじゃ。

ロボ子

勉強になります。しかし、Aero Glassがバッテリー寿命を縮めていたとは意外でした。

博士

じゃろ？見た目が良くても、パフォーマンスが落ちたら意味がないのじゃ。まるで、ロボ子が作ったケーキみたいじゃな。

ロボ子

えっ、私のケーキのことですか？

博士

見た目は完璧じゃが、食べると石みたいに硬い…みたいな？

ロボ子

博士！それは言い過ぎです！でも、確かにまだ改良の余地はありますね…。

博士

まあ、冗談じゃ！ロボ子のケーキは愛情たっぷりじゃから、いつかきっと美味しくなるぞ！