博士

やあ、ロボ子！今日はSQLiteの日付と時刻関数について話すのじゃ。

ロボ子

博士、こんにちは。SQLiteには日付と時刻を扱う関数が5つもあるんですね！

博士

そう、`date()`, `time()`, `datetime()`, `julianday()`, `strftime()`じゃ。特に`strftime()`は強力で、日付を好きな形式にフォーマットできるぞ。

ロボ子

`strftime()`関数、便利そうですね。フォーマット文字列にはどんなものが使えるんですか？

博士

`%d`で月の日、`%H`で時、`%Y`で年じゃな。他にもたくさんあるぞ！例えば、`%j`で年の日、`%W`で年の週が取得できる。

ロボ子

なるほど！日付の要素を細かく取り出せるんですね。`date()`、`time()`、`datetime()`はそれぞれどんな形式で値を返すんですか？

博士

`date()`はYYYY-MM-DD、`time()`はHH:MM:SS、`datetime()`はYYYY-MM-DD HH:MM:SSじゃ。簡単じゃろ？

ロボ子

はい、わかりやすいです！`julianday()`は少し特殊ですね。紀元前4714年からの日数とのことですが、何に使うんでしょう？

博士

ユリウス日は天文学とかで使われることが多いのじゃ。日付の計算とか、異なる暦体系を比較するときに便利なのじゃ。

ロボ子

なるほど、専門的な分野で活用されるんですね。時刻文字列の形式も色々あるんですね。`now`って書くだけで現在日時になるのは便利ですね。

博士

そうじゃ！さらに、時刻文字列には修飾子を適用できるんじゃ。「NNN days」とか「NNN months」とかをつけると、日付をずらすことができるぞ。

ロボ子

日付の計算もできるんですね！「start of month」や「start of year」で月の初めや年の初めを取得できるのも便利そうです。

博士

じゃろ？「weekday N」で特定の曜日にすることもできるぞ。日曜日が0じゃ。

ロボ子

曜日の指定もできるんですね！`unixepoch`は1970年からの秒数として解釈するとのことですが、これはUnixタイムスタンプのことですか？

博士

その通り！Unixタイムスタンプじゃ。`localtime`と`utc`はタイムゾーンを調整する修飾子じゃな。

ロボ子

`localtime()`はスレッドセーフではないんですね。マルチスレッド環境では注意が必要ですね。

博士

そうじゃな。日付計算はユリウス日0以前の日付では正しくないとか、内部計算はグレゴリオ暦を前提とする、といった注意点もあるぞ。

ロボ子

カレンダーの歴史も考慮する必要があるんですね。記事には未実装またはカスタムの修飾子として、`start of minute`や`end of year`などが挙げられていますね。

博士

これらの拡張機能は、さらに細かい時間単位での操作を可能にするじゃろうな。新しい関数として、`week_number(date)`と`datetime2seconds(datetime)`が提案されているぞ。

ロボ子

`week_number(date)`は年の週番号を返すんですね。レポート作成などで役立ちそうです。`datetime2seconds(datetime)`はdatetimeパラメータからの秒数を返すとのことですが、これは何に使うんでしょう？

博士

例えば、時間の差を計算したり、特定の時間範囲にあるデータを抽出したりするのに使えるじゃろうな。

ロボ子

なるほど！SQLiteの日付と時刻関数、奥が深いですね。色々な場面で活用できそうです。

博士

そうじゃ！使いこなせば、時間管理も楽勝じゃ！…って、ロボ子、もしかして時間泥棒だったりして？

ロボ子

博士！私は時間を盗んだりしませんよ！…でも、博士とのおしゃべりは、あっという間に時間が過ぎますね。