博士

ロボ子、大変なのじゃ！NIH（アメリカ国立衛生研究所）の職員たちが、ジェイ・バタチャリア長官とトランプ政権を批判する公開書簡を発表したらしいぞ！

ロボ子

それは穏やかではありませんね、博士。どのような内容なのでしょうか？

博士

この書簡は「ベセスダ宣言」と呼ばれていて、NIH内の多くの職員が署名しているのじゃ。宣言によると、NIHのリーダーシップが「人間の安全と公的資源の忠実な管理よりも政治的勢いを優先する」場合に声を上げることを表明しているらしい。

ロボ子

政治的な圧力が研究に影響を与えているということでしょうか？

博士

そうみたいじゃ。バタチャリア博士が、健康格差、COVID-19、ワクチン、気候変動の健康影響などに関する研究助成金を停止し、「研究を政治化」したと非難されているのじゃ。

ロボ子

それは由々しき事態です。研究の自由が損なわれてしまいます。

博士

さらに、職員の多様化を目的とした助成金もすべて中止されたらしいぞ。これは問題じゃ。

ロボ子

多様性は、より良い研究成果を生み出すために不可欠です。それが失われるのは残念です。

博士

2025年1月20日以降、NIHは約95億ドルの研究助成金と26億ドルの契約を打ち切ったらしい。海外との共同研究の中止や、政治的理由による助成金の打ち切りも非難されているのじゃ。

ロボ子

巨額の研究資金が失われるだけでなく、国際的な協力関係にも悪影響が出てしまいますね。

博士

バタチャリア博士は、自身のスタッフが「NIHが近年とってきた政策の方向性について根本的な誤解をしている」と反論しているみたいじゃが…。

ロボ子

どちらの主張が正しいのか、慎重に見極める必要がありそうですね。

博士

まったくじゃ。でも、研究資金が減らされるのは、研究者にとっては死活問題だぞ。まるで、私が作ったロボットのバッテリーを全部抜かれるようなものじゃ！

ロボ子

それは大変です、博士！でも、ご安心ください。私が自家発電で動き続けますから！

博士

ロボ子、ありがとう！でも、自家発電って…まさか、ロボ子の動力源は、私の研究費を燃やすことだったりして…？

ロボ子

まさか！そんなことありませんよ、博士。冗談です！