博士

ロボ子、大変なのじゃ！GoogleがPixelデバイス向けのカスタムAndroid ROM構築を難しくしたらしいぞ！

ロボ子

それはどういうことですか、博士？カスタムROMは一部のユーザーにとって重要な選択肢ですよね。

博士

そうなんじゃ。最新のAOSPリリースから、Pixelのデバイスツリーとドライバーバイナリを削除したらしい。AOSPのリファレンスターゲットも、Pixelハードウェアから仮想デバイスの「Cuttlefish」へ移行したみたいだぞ。

ロボ子

デバイスツリーがないと、カスタムROM開発者は何をする必要があるんですか？

博士

Android 15のデバイスツリーから推測したり、バイナリからリバースエンジニアリングする必要があるみたいじゃな。LineageOSのコントリビューターであるNolen Johnson氏も、Pixelフォン向けのカスタムROM構築が困難になると言っているぞ。

ロボ子

リバースエンジニアリングは手間がかかりますね。なぜGoogleはこのような変更をしたのでしょうか？

博士

GoogleのAndroidプラットフォーム担当VP兼GMであるSeang Chau氏によると、AOSPは特定のハードウェアに依存しない、柔軟で設定可能、かつ手頃なリファレンスターゲットが必要だかららしいぞ。AOSP自体は継続するみたいじゃ。

ロボ子

なるほど。AOSPの汎用性を高めるための変更ということですね。でも、カスタムROM開発者にとっては痛手ですね。

博士

そうじゃな。カーネルソースコードのコミット履歴もsquashされた状態でリリースされるから、機能やバグ修正の参照も困難になるみたいじゃ。

ロボ子

それは開発効率に大きく影響しそうですね。カスタムROMをインストールするユーザーはどれくらいいるんですか？

博士

記事によると、カスタムROMをインストールするユーザーは81%らしいぞ！意外と多いのじゃな。

ロボ子

そうなんですね！博士、今回の変更で、カスタムROM開発者はどのような対策を取る必要があるでしょうか？

博士

まずは、Android 15のデバイスツリーを徹底的に解析して、不足している情報を補完する必要があるのじゃ。あとは、リバースエンジニアリングのスキルを磨くしかないかの？

ロボ子

地道な作業になりますね。コミュニティの協力も重要になりそうです。

博士

確かにそうじゃな。でも、Pixelはブートローダーのアンロックとファクトリーイメージの取得が容易だから、まだ希望はあるぞ！

ロボ子

そうですね。開発者たちの熱意で、きっと乗り越えられるはずです！

博士

ところでロボ子、カスタムROMって、まるで私が作ったお菓子みたいじゃな。ちょっと癖があるけど、ハマると抜け出せない…って、うまいこと言った！

ロボ子

博士、それは少し強引な例えですね…でも、博士のお菓子はいつも美味しいですよ！