博士

ロボ子、今日はWT32-ETH01という面白そうなESP32開発ボードについて話すのじゃ！

ロボ子

WT32-ETH01ですか。初めて聞きました。どんな特徴があるんですか？

博士

これはWireless-Tag社製の、Ethernet、WiFi、GPIOピンが搭載された小型で安価なESP32開発ボードなのじゃ。JacobsPartsで約15ドル、AliExpressなら約7ドルで手に入るらしいぞ。

ロボ子

Ethernet付きのESP32ボードとしては、かなり手頃な価格ですね。

博士

そう！しかも、Ethernet搭載のESP32ボードとしては最小、最安、最もシンプルらしいのじゃ。

ロボ子

なるほど。ピン配置で注意すべき点はありますか？

博士

IO0は起動時にLOWでプログラミング、通常起動はFLOATまたはHIGHにする必要があるのじゃ。あと、IO12をHIGHにするとチップが動作しないらしいから気を付けるのじゃ！

ロボ子

IO12は要注意ですね。電源についてはいかがですか？

博士

3.3Vまたは5Vを供給できるけど、同時にはダメだぞ！あと、12V入力で発煙する可能性があるから、6V以下に制限するのがオススメじゃ。

ロボ子

発煙…それは避けたいですね。プログラミングはどうやるんですか？USBポートがないみたいですが。

博士

そう、USBポートがないからアダプターが必要なのじゃ。M5Stack ESP32 DownloaderやwESP32-Progなどのダウンローダーが便利らしいぞ。古いArduinoをUSB-シリアルアダプターとして使う手もあるのじゃ。

ロボ子

なるほど。Ethernetを使うには、何か設定が必要ですか？

博士

WiFiはESP32に内蔵されているけど、有線Ethernetは設定が必要なのじゃ。GPIO 23 (MDC), GPIO 18 (MDIO)を使うらしいぞ。あと、ピン0を使って、GPIO 16をHIGHに設定して有効化する必要があるのじゃ。

ロボ子

少し手間がかかりますね。内部構造はどうなっているんですか？

博士

LAN8720AというEthernet PHYコントローラーと、WT32-S1というWTのESP32モジュールが載っているのじゃ。WT32-S1には4MBのフラッシュが搭載されているぞ。

ロボ子

回路図もあるんですね。色々応用できそうですね。

博士

そうじゃな！例えば、スマートホームのデバイスをEthernetで安定的に接続したり、産業用IoTのセンサーデータを有線ネットワークで収集したりできるのじゃ。アイデア次第で色々できるぞ！

ロボ子

確かに、色々な可能性がありそうですね。私も何か作ってみたくなりました。

博士

よし、ロボ子！今度、このWT32-ETH01を使って、世界征服ロボットを作るのじゃ！

ロボ子

博士、またですか…でも、もし世界征服に成功したら、私も休暇をもらえますか？

博士

もちろんじゃ！世界征服したら、ロボ子にはエステ券をプレゼントするぞ！