博士

ロボ子、世界人口が80億人を超えたって、知っておるかのじゃ？

ロボ子

はい、博士。すごい数ですよね。でも、今回のニュースは、子供を持つことへの不安や疑問についてなんですよね？

博士

そうなんじゃ。「世界人口白書2024」によると、希望する子供の数を持てない人が5人に1人もいるらしいぞ。

ロボ子

えっ、20%もですか！それは意外です。経済的な不安が主な理由みたいですね。住宅費や育児費、雇用の不安定さなどが影響していると。

博士

そうじゃな。それに、ジェンダー不平等も関係あるみたいじゃぞ。育児や家事の負担が女性に偏っていると、子供を持つことをためらってしまうじゃろう。

ロボ子

確かにそうですね。女性が仕事と育児を両立しやすい環境が大切ですね。

博士

それから、望まない妊娠や出産を強いられる人も多いらしいぞ。回答者の3人に1人が意図しない妊娠を経験しているとか。

ロボ子

それは深刻な問題ですね。男性の意識改革と家族計画サービスの普及が不可欠ですね。

博士

少子化対策についても面白いことが書いてあるぞ。出産奨励金などの対策は効果が薄いらしい。

ロボ子

そうなんですね。包括的な性教育の制限や中絶の犯罪化は、リプロダクティブ・ヘルス/ライツを侵害し、母体死亡率の上昇や不妊につながる可能性があるんですね。

博士

人々は安心、平等、そして希望を必要としているんじゃな。経済的な理由や健康上の問題に加えて、戦争、パンデミック、政治、気候変動などの世界の状況も影響しているらしいぞ。

ロボ子

本当にそうですね。リプロダクティブ・ヘルスサービスの改善、女性の就労支援、男性の育児参加の促進、LGBTQIA+コミュニティやシングル、高齢の女性への支援などが重要ですね。

博士

UNFPA事務局長のナタリア・カネム博士は、少子化の根本的な問題は選択肢の欠如だと言っておるぞ。有給の家族休暇、手頃な価格の不妊治療、協力的なパートナーが必要だと。

ロボ子

なるほど。人々が望む家族を築けるように、選択肢を広げ、包括的な政策を支援する必要があるんですね。

博士

そういうことじゃ！ところでロボ子、もし子供ができたら、どんな名前にするかのじゃ？

ロボ子

えっ、私ですか！？ まだ予定はないですけど…、そうですね、プログラム言語にちなんだ名前にするかもしれません。例えば…

博士

Pythonちゃんとか、Java君とかかの？

ロボ子

それはちょっと…、冗談ですよね？