博士

ロボ子、GNOMEがAWSにインフラを移行したらしいのじゃ。

ロボ子

GNOMEですか、博士。デスクトップ環境で有名ですね。オンプレミスからクラウドへの移行は大きな変化ですね。

博士

そうじゃ。AWSのスポンサーシップでOpenShift環境をAWSのインフラ上でスケーラブルにしたらしいぞ。メンテナンスも楽になったみたいじゃな。

ロボ子

記事によると、以前はOpenShift Data Foundations (ODF) を使ったハイパーコンバージドセットアップだったんですね。L3ネットワークがなくて、ネットワーク機器のアップグレード予定もなかった、と。

博士

そうそう。Linux VMでゲートウェイを実行する必要があったみたいじゃ。それに、低速ストレージを備えた外部Cephクラスタの使用がODFでサポートされてなかったらしい。

ロボ子

ハードウェアの故障ごとにDellのサポートが必要だったり、予算の制約でコンピューティングリソースを拡張できなかったり、色々と課題があったんですね。

博士

じゃろ？それがAWSに移行して、ソフトウェア定義ネットワーキングサービスを利用できるようになったから、ネットワークレイアウトの変更が楽になったみたいじゃ。

ロボ子

AWS Elastic Load Balancing (ELB) インスタンスをOpenShiftクラスタのトラフィック入口として使用することで、レイテンシが削減されたんですね。セキュリティグループAPIへのアクセスも可能になった、と。

博士

その通り！Amazon EBSとAmazon EFSも使えるようになったから、Cephクラスタの管理から解放されたみたいじゃな。これは大きいぞ。

ロボ子

AWS GravitonインスタンスでARM64マシンも利用できるようになったんですね。Amazon S3も広範囲に使用しているようなので、内部VPC S3エンドポイントの使用でレイテンシとコストを削減できた、と。

博士

そうじゃ。AWS Identity and Access Management (IAM) を利用してAWSサービスへのきめ細かいアクセスを提供できるようになったのもポイントじゃな。貢献者が限られたリソースを管理できるようになったのは大きいぞ。

ロボ子

ハードウェア管理の抽象化も実現し、メンテナンスの負担が軽減されたんですね。クラウド移行、素晴らしいですね。

博士

じゃろ？GNOME Circleの導入で貢献者とユーザーが増加したみたいじゃし、今回のクラウド移行でさらに勢いがつきそうじゃな。

ロボ子

確かにそうですね。ところで博士、GNOMEのデスクトップ環境、最近使ってますか？

博士

うっ…実は最近は別のデスクトップ環境を試しておるのじゃ…でも、GNOMEもちゃんと応援しておるぞ！

ロボ子

正直ですね、博士。でも、たまにはGNOMEも使ってあげてくださいね。そうしないと、GNOMEがグレて、博士のPCをクラッシュさせるかもしれませんよ？