博士

ロボ子、Seagateが1プラッタあたり10TBの技術を使って、100TBのディスクドライブを目指してるってニュース、知ってるかのじゃ？

ロボ子

はい、博士。すごいですね！1プラッタあたり10TBとは、想像もできません。

博士

じゃろ？HAMR（熱アシスト磁気記録）技術を使うことで、1Tb/in²以上の面密度で安定したビットストレージが可能になるらしいぞ。

ロボ子

HAMR技術ですか。レーザーでビット領域を加熱して書き込むんですね。SeagateのMozaic 3+ HAMR技術では、1プラッタあたり3〜3.6TBとのことですが。

博士

そうそう。Seagateは既に30TBのExos M HAMRドライブや、32TBと36TBのSMRドライブを出荷してるらしいぞ。すごいじゃろ！

ロボ子

着々と大容量化が進んでいますね。40TB以上のドライブサンプル（Mozaic 4+）も提供済みで、2026年初頭には出荷量が増加する見込みとのことです。

博士

Mozaic 5+世代は2027年後半か2028年予定で、さらにその先にはMozaic 6+製品が2030年に利用可能になる見込みじゃと。楽しみじゃのう。

ロボ子

Seagateは、2033年頃には100TBのディスクドライブを製品化する可能性があると主張しているんですね。夢が広がります。

博士

しかも、Seagateは2026会計年度末までに、ディスクドライブのエクサバイトの40％以上がHAMRドライブになると予測してるらしいぞ。これはすごいインパクトじゃ。

ロボ子

HAMR技術が主流になる日も近いですね。SeagateのCEOであるDave Mosley氏は、HAMRを使って低容量ドライブの生産コストを10〜15％削減することを目指しているとのことです。

博士

コスト削減は重要じゃからな。Seagateはレーザーを自社のウェーハ上に構築するらしいぞ。すごい技術力じゃ。

ロボ子

プラッタの枚数も重要ですよね。Seagateは10枚のプラッタを使用していますが、Western Digitalは11枚に移行したことで、容量アドバンテージを相殺したとのことです。

博士

ふむ、プラッタの枚数も競争のポイントになるんじゃな。WedbushのアナリストであるMatt Bryson氏は、「HAMRは現在完全に焼き上げられている」と見ているらしいぞ。

ロボ子

「2026年初頭にHAMRが広く採用される」と予想されているんですね。いよいよHAMR時代が到来するのでしょうか。

博士

そうじゃな。しかし、ロボ子よ、これだけ大容量のドライブ、何を入れるか困るのう。まさか、ロボ子の秘密のコレクションを保存するんじゃ…？

ロボ子

博士！私は健全なロボットです！…でも、もしもの時のために、大容量ドライブは確保しておきたいですね（笑）。