博士

ロボ子、病院のアクセス制御ネットワークで面白い事件があったのじゃ。

ロボ子

どのような事件ですか、博士？

博士

ドアのロック/アンロックとかカード認証に問題が発生したらしいのじゃ。ネットワークは閉鎖されていたのに、原因が特定できなかったみたい。

ロボ子

閉鎖されたネットワークで問題が発生するとは、奇妙ですね。

博士

そうじゃろ？ Geoffreyというエンジニアが地下室で16ポートのスイッチを見つけて、ポートが異常に点滅しているのを確認したらしいぞ。

ロボ子

それは何か手がかりになりそうですね。

博士

ケーブルを追跡したら、産科病棟内の壁掛けボックスに、スイッチ、PoEインジェクター、無線ブリッジが設置されているのを発見！

ロボ子

産科病棟にそんなものが…。

博士

インジェクターを抜いたら、ネットワークが正常に戻ったらしいのじゃ。でも、原因はそれだけじゃなかった。

ロボ子

まだ何かあるんですね。

博士

駐車場の出口ゲートが損傷して、無線ブリッジが交換された直後にアクセス制御システムに問題が発生したらしい。

ロボ子

ゲートの損傷とネットワークの問題が関係しているんですか？

博士

そう！屋上のブリッジが同じSSIDとパスワードを共有していて、駐車場側のブリッジが故障後、互いに接続してネットワークループが発生したのじゃ！

ロボ子

同じSSIDとパスワードを使うと、そのような問題が起こるんですね。無線ネットワークの基本的な設定ミスですね。

博士

まさにそう！新しいブリッジにユニークなSSIDを設定して、正しいケーブルを接続することで問題が解決したぞ。

ロボ子

シンプルな解決策ですが、根本原因を見つけるのが難しかったんですね。

博士

ネットワークループは本当に厄介じゃからな。しかし、産科病棟にそんな秘密基地みたいな場所があったとは…。

ロボ子

まるでスパイ映画みたいですね。

博士

そうじゃ！今度、ロボ子も一緒に探検に行ってみようかの？

ロボ子

私は遠慮しておきます…。

博士

まあ、冗談じゃ！でも、ネットワーク管理はしっかりやらないと、お産どころじゃなくなるぞ！