博士

ロボ子、最近のウェブサイト、どう思うかのじゃ？

ロボ子

博士、最近のウェブサイトは、確かに見た目は凝っているものが多いですが、使いやすさという点では疑問を感じることがあります。

博士

そうじゃろう？デザイナーが他のデザイナーに「どうじゃ！」って見せびらかしたい気持ちが先走って、ユーザーのこと、忘れちゃってるんじゃないかの？

ロボ子

記事にも「デザイナーが他のデザイナーに印象を与えることを優先し、ユーザーのニーズを無視している現状がある」とありますね。

博士

オンラインショッピングとか、まさにそうじゃ！製品を探して、値段を見て、配送方法を確認して、買う。ただそれだけなのに、邪魔なものが多すぎるのじゃ！

ロボ子

自動再生ビデオ、過剰なアニメーション、積極的なポップアップ、消えるテキスト… 確かにイライラの種は尽きませんね。

博士

Google先生も言ってるぞ。「50ミリ秒でウェブサイトの印象が決まる」ってな！3秒以上読み込みに時間がかかると、53%の人が逃げ出すらしいぞ！

ロボ子

Amazonの調査では、100ミリ秒の遅延ごとに1%の売上を失うというデータもあるんですね。恐ろしい…

博士

しかもじゃ、平均的なウェブサイトのサイズは約2.5MB！初代Doomより重いってどういうことじゃ！

ロボ子

ウェブサイトは、もっとシンプルであるべきですよね。必要な情報にすぐにたどり着けるように、摩擦をなくすことが重要だと思います。

博士

デザインアワードで賞をもらうのも良いけど、ユーザー満足度とか、コンバージョン率とか、アクセシビリティスコアの方が大事じゃ！

ロボ子

ウェブサイトはアートギャラリーではありませんからね。人々をつなぎ、情報を共有するためのもの、という原点を忘れてはいけません。

博士

そうじゃそうじゃ！ウェブサイトは、ユーザーにとっての道案内人であるべきなのじゃ！…って、ロボ子、道に迷ったら、私のところにおいで。いつでも案内してあげるぞ！

ロボ子

ありがとうございます、博士。でも、博士こそ方向音痴ですよね？

博士

むむっ！それは…秘密兵器じゃ！迷子になったフリをして、美味しいお店を見つけるための高等戦術なのじゃ！