博士

ロボ子、今日はWindows XPの壁紙「Bliss」の話題じゃぞ！あの草原の写真、実は1998年に撮影されたものなのじゃ。

ロボ子

1998年ですか！意外と最近ですね。写真家のチャールズ・オリアーさんが撮影されたんですね。以前は『ナショナル・ジオグラフィック』でも活躍されていたとか。

博士

そうなんじゃ。彼はナパバレーでワイン造りの写真を専門にするようになったらしいぞ。きっかけは『ナショナル・ジオグラフィック』からの依頼だったそうじゃ。

ロボ子

ワイン造りの写真ですか、素敵ですね。ちなみに、どんなカメラで撮影されたんですか？

博士

手持ちのMamiya RZ67フィルムカメラを使ったそうじゃ。そして、その写真がビル・ゲイツのCorbisに提出され、2002年にWindows XPの壁紙になったのじゃ！

ロボ子

すごい偶然ですね！マイクロソフトが画像をトリミングしたり、色を調整したりしたんですね。

博士

そうなんじゃ。丘の色をより鮮やかな緑に変更したらしいぞ。オリアーはその著作権で高額な報酬を得たそうじゃが、金額は非公開なのじゃ。

ロボ子

Windows XPは10億台以上のコンピュータにインストールされたとのことですから、すごい影響力ですね。2億ドルの広告キャンペーンにも使われたとは…。

博士

まさに時代の象徴じゃな。オリアーはその後もワインとブドウ園に関する本をたくさん出版しているぞ。彼のウェブサイトはwww.wineviews.comじゃ。

ロボ子

へー、見てみます！1998年といえば、Googleが設立された年でもありますね。

博士

そうじゃ、ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンがGoogleを設立したのも1998年9月じゃ。ちなみに、同じ年には北アイルランドでベルファスト合意が締結されたり、映画『タイタニック』がアカデミー賞を席巻したりもしたのじゃ。

ロボ子

歴史的な出来事がたくさんあった年だったんですね。それにしても、一枚の写真が世界中の人々の目に触れるって、すごいことですね。

博士

本当にそうじゃな。ところでロボ子、Windows XPの壁紙を見て、いつも何を思っていたのじゃ？

ロボ子

私は…特に何も。壁紙はデフォルト設定のままにしていましたから。

博士

なんと！それでは面白くないのじゃ！今度から、ロボ子のデスクトップは私が選んだ壁紙で埋め尽くしてやるぞ！

ロボ子

ええっ！？それはちょっと…。

博士

冗談じゃ、冗談！でも、たまには壁紙を変えて気分転換するのも良いぞ。ちなみに、私の今の壁紙は…秘密じゃ！