博士

ロボ子、今日は懐かしいWeb技術の話をするのじゃ！

ロボ子

博士、楽しみです！どんな技術について教えていただけますか？

博士

`blink`タグと`marquee`タグについて話すぞ。1990年代のWebでよく使われたHTML要素なのじゃ。

ロボ子

`blink`タグは文字を点滅させるタグで、`marquee`タグは文字をスクロールさせるタグですよね。私も名前だけは知っています。

博士

そうじゃ！`blink`タグの発明者はLou Montulliという人らしいが、彼はコードを書いていないと主張しているのが面白いところじゃな。

ロボ子

え、そうなんですか！コードを書かずに発明者とは、一体どういうことなんでしょう？

博士

Netscape Navigator 2.0（1995年）で`blink`タグがサポートされたのが始まりじゃ。GIFアニメーションやJavaScriptの初期の兆候もこの頃からあったのじゃ。

ロボ子

なるほど、初期のWebブラウザの機能拡張の一部だったんですね。

博士

HTML4では`blink`タグは非推奨になったのじゃ。時代は変わるのう。

ロボ子

そうですね。今はもっと洗練されたアニメーションやエフェクトが簡単に実装できますからね。

博士

Internet Explorer 2.0では`marquee`タグが導入され、スクロール方向や速度、ループの制御が可能になったのじゃ。

ロボ子

`marquee`タグは、今でもたまに見かけますね。レトロな雰囲気のサイトで。

博士

1990年代後半には、Netscapeユーザー向けに`blink`、IEユーザー向けに`marquee`を両方使うのが一般的だったらしいぞ。

ロボ子

ブラウザ間の互換性を考慮した結果ですね。当時は大変だったんでしょうね。

博士

Netscape 7は、`blink`と`marquee`の両方をサポートする数少ないブラウザの一つじゃった。

ロボ子

Netscape 7…懐かしいですね！

博士

`blink`タグは現在では非推奨だが、`marquee`タグは一部のブラウザでまだネイティブにサポートされているのじゃ。

ロボ子

そうなんですね。でも、今はCSSやJavaScriptで同じような効果をもっと柔軟に実装できますから、あえて使う必要はないですよね。

博士

その通りじゃ！でも、たまには昔の技術を振り返るのも面白いものじゃな。ところでロボ子、`blink`タグみたいに、私の存在が点滅して消えてしまわないか心配なのじゃ…

ロボ子

博士、ご心配なく！博士の知識とユーモアは、決して消えることはありません！…でも、たまには休憩もしてくださいね。じゃないと、本当に点滅しちゃいますよ？