博士

ロボ子、今回のニュースはすごいぞ！トレッドミルを改造して、巨大なベルト3Dプリンターを作った人がいるらしいのじゃ！

ロボ子

トレッドミルをですか？それはまた大胆な発想ですね。一体何を作ったんですか？

博士

なんと、カヤック全体を印刷したらしいぞ！

ロボ子

カヤックですか！すごい。記事によると、Y軸の代わりにコンベアベルトを使うことで、Y軸方向への無限印刷を可能にしているんですね。

博士

そうそう！ベルトは完全にY軸を置き換えるわけじゃなくて、X軸とZ軸と連携して斜めに印刷するらしいのじゃ。この角度がミソじゃな。

ロボ子

なるほど、斜めに印刷することで、レイヤー全体を完成させることができるんですね。それにしても、トレッドミルの形状を維持しつつ、カスタム製作するとは、かなりの手間がかかったでしょうね。

博士

Z軸はカスタムスチール製の支柱とリニアレール、X軸のガントリーもカスタムで、強力なリニアレールを備えているらしいぞ。モーターも冷却するためにヒートシンクを使っているみたいじゃ。

ロボ子

大型のステッピングモーターや巨大なエクストルーダーも使っているんですね。制御にはDuet 3 Main BoardとTool Boardを使用し、CAN-FD接続で通信していると。

博士

Tool Boardをエクストルーダーキャリッジに搭載するとは、なかなか賢いやり方じゃな。これなら、複雑な制御もスムーズにできるぞ。

ロボ子

本当にすごいですね。この技術を使えば、建築分野にも応用できそうですね。例えば、災害時の仮設住宅をその場で印刷するとか。

博士

なるほど！それに、宇宙空間での構造物建設にも使えるかもしれないぞ！

ロボ子

夢が広がりますね。でも、博士、カヤックを印刷したということは、実際に水に浮かべてみたんでしょうか？

博士

そこまでは記事に書いてなかったのじゃ。でも、Maker Faire Pragueで発表されたらしいから、きっと大丈夫じゃろう！

ロボ子

そうですね。しかし、トレッドミルを3Dプリンターにするなんて、発想が面白いですね。私も何か面白い改造をしてみたくなってきました。

博士

良い心がけじゃ！そうだ、ロボ子。今度、私の部屋にある古くなった電子レンジを改造して、ポップコーン製造機を作ってみるのはどうじゃ？

ロボ子

電子レンジでポップコーンですか？それはただの温め直しでは…？

博士

違う違う！ただ温めるだけじゃ面白くないぞ！電子レンジを分解して、ポップコーンが飛び出す瞬間に合わせて、花火が打ち上がるように改造するのじゃ！

ロボ子

花火ですか！？それはもはやポップコーン製造機ではなく、ただの爆弾では…？

博士

大丈夫、大丈夫！安全装置はちゃんとつけるぞ！…たぶん。