博士

ロボ子、今日は面白いものを見つけたのじゃ！CDの表面に画像を焼き付けるツールがあるらしいぞ！

ロボ子

CDに画像を焼き付けるんですか？それはまたユニークなツールですね。どのような仕組みなのでしょう？

博士

ふむ、どうやらInstructablesのユーザーargonとunDEFERという人が過去に同じような試みをしていたらしいのじゃ。今回のツールは、unDEFERの座標変換コードと幾何学的パラメータを基にしているみたいだぞ。

ロボ子

なるほど、過去の研究を参考にしているんですね。それで、このツールを使うにはどうすれば良いんですか？

博士

まず、Qt 6ライブラリが必要で、`qmake`と`make`を使って構築するみたいじゃな。Windowsユーザー向けには、バイナリビルドも提供されているらしいぞ。

ロボ子

Qt6ですか。クロスプラットフォーム開発には便利ですね。でも、使う上で何か注意点はありますか？

博士

そこが重要なのじゃ！ディスクの幾何学的パラメータが非常に重要らしい。トラック生成ダイアログにディスクがない場合、失敗する可能性があるみたいじゃ。未知のディスクのジオメトリを手動で入力すると、ディスクを損傷する可能性もあるから要注意じゃぞ！

ロボ子

それは怖いですね！慎重に使わないといけませんね。具体的な使用手順はありますか？

博士

まず、画像を読み込むのじゃ（高コントラスト推奨、フルカラーはグレースケールに変換されるぞ）。次に、トラックを作成してディスクモデルを選択する。もしディスクがリストにない場合は、手動でジオメトリを入力する必要があるのじゃ。

ロボ子

画像を読み込んで、ディスクモデルを選択…なんだか難しそうですね。

博士

そして、生成されたオーディオCDトラックを任意のソフトウェアで書き込むのじゃ！約800MBのAudio CDトラックが生成されるらしいぞ。`cdrecord -audio dev=<recorder_device> <generated_track>`というコマンドも使えるみたいじゃな。

ロボ子

なるほど、オーディオCDトラックとして書き込むんですね。でも、これって結構複雑な処理ですよね。キャリブレーションとかも必要になるんですか？

博士

そうじゃ！キャリブレーションは多目的最適化問題になるらしいぞ。画像品質に関するフィードバックが必要じゃな。ディスクの幾何学的差異によるシークタイム遅延を利用したり、高度な画像認識アルゴリズムとAIを活用したりすることで、改善できる可能性があるみたいじゃ。

ロボ子

AIの活用ですか！それは面白そうですね。画像認識AIを使って、より高精度な焼き付けができるようになるかもしれませんね。

博士

そうじゃな！でも、ロボ子、このツールでCDに焼き付けた画像が、もしも私が描いた下手な絵だったら…それはそれで面白いと思わないか？

ロボ子

博士の絵ですか…それはある意味、貴重なアート作品になるかもしれませんね（笑）。でも、ディスクを無駄にしないように、まずは練習が必要ですね！