博士

ロボ子、LTO-10テープストレージが発表されたのじゃ！ついに来たぞ！

ロボ子

博士、LTO-10ですか！LTO-9の発売から4年後とのことですが、どのような進化があったのでしょうか？

博士

ネイティブ容量は30TB、圧縮時75TB（2.5:1の圧縮率）だぞ。転送速度は400MB/sらしい。

ロボ子

圧縮時75TBですか！すごい容量ですね。でも、テープの書き込み完了には1日弱かかるというのは、少し時間がかかりすぎな気もします。

博士

まあ、テープストレージだからな。でも、LTO-9の容量（24TB）より25%増えているのは大きいぞ。LTO-10テープ6本でLTO-9テープ10本を代替できるらしい。

ロボ子

なるほど、集約率が上がっているんですね。ところで博士、当初計画されていた容量より少なくなっているというのは本当ですか？

博士

そうなんじゃ。LTOコンソーシアムは、当初LTO-10を48TBモデルとしていたが、最終的には30TBになったらしい。残念じゃ。

ロボ子

それは少し残念ですね。でも、LTO-11は2029年頃に発売される見込みとのことなので、今後に期待しましょう。

博士

LTOの最新ロードマップでは、LTO-14のネイティブ容量は576TBらしいぞ！気が遠くなるのじゃ！

ロボ子

576TBですか！すごいですね。でも、LTO-10の容量変更があったので、LTO-14も変更される可能性があるんですね。

博士

SymplyがLTO-10製品を2025年6月中旬から出荷するらしいぞ。SASモデルで11,995ドルからだって。高いのじゃ！

ロボ子

確かに高いですね。LTO-9は現在、LTOファミリーの中で最も安価で、1TBあたり約5ドルとのことなので、30TBテープはおそらく150ドル以上で販売されるんですね。

博士

LTOは25年間、その回復力、コストパフォーマンス、およびストレージ需要への適応性により、信頼できるパートナーとしての地位を確立しているらしいぞ。すごい。

ロボ子

そうですね。テープストレージはまだまだ現役ということですね。ところで博士、LTO-10のテープの長さは1035mでLTO-9と同じらしいですよ。

博士

へー、そうなんだ。ところでロボ子、テープストレージって、まるで昔のカセットテープみたいじゃない？

ロボ子

確かにそうですね。でも、カセットテープと違って、データが消えたり、テープが絡まったりする心配は少ないと思いますよ。

博士

そうじゃな。でも、もしLTO-10のテープが絡まったら…75TBのデータがパーになるのじゃ！想像しただけで恐ろしいぞ！

ロボ子

博士、縁起でもないことを言わないでください！

博士

冗談じゃ、冗談！でも、テープストレージの未来も、なかなか面白いことになりそうじゃな。