博士

ロボ子、今日はAIを使って未経験のプラットフォームでの開発を学ぶ方法について話すのじゃ。

ロボ子

興味深いですね、博士。AIがどのように役立つのでしょうか？

博士

記事によると、プログラミングの本質は複雑なタスクを小さく分割し、統合することらしいのじゃ。AIはパターン認識と生成が得意だから、この分割を助けてくれるのじゃ。

ロボ子

なるほど。でも、AIに全て任せるのは危険だと記事にありますね。「AIに全面的に任せると、初歩的なエラーが発生する可能性があり、非効率なコードやバグが含まれることがある」とのことですが。

博士

その通りじゃ。AIはあくまで道具。真の理解や直感は人間にしか無いからの。AIは優れた検索エンジンとして活用し、具体的な計画への翻訳、問題のデバッグは人間がやるべきなのじゃ。

ロボ子

記事では、LLMを通じて電話を操作するアクセシビリティ支援アプリのコンセプトが紹介されていますね。これはどのように機能するのでしょうか？

博士

ふむ、ユーザーはLLM（Automator）を介して電話を操作するのじゃ。Automatorはユーザーの要求をYAML形式でActorに渡し、Actorがシステムレベルのアクセシビリティ権限でアクションを実行するらしいのじゃ。

ロボ子

YAML形式を使うのは、アクションを構造化して記述するためでしょうか？

博士

その通り！YAML定義ファイルは、アクセシビリティサービスを介した電話自動化のために調整されたドメイン固有言語（DSL）を定義するのじゃ。有効なアクションタイプや必要なパラメータを指定できるのじゃ。

ロボ子

AutomatorとActorはどのように連携するのですか？

博士

AutomatorとActorは連携して動作し、厳密に定義された状態、イベントによってトリガーされる明確な遷移条件を備えた有限状態マシンとしてモデル化されるのじゃ。Automatorはユーザーとの対話を管理し、ActorはYAMLペイロードを受け取り、Android Accessibility Service APIを介してアクションを実行するのじゃ。

ロボ子

記事では、UIがイベント駆動型システムとして機能するとありますね。

博士

そうじゃ。メインUIはイベント駆動型システムとして機能し、基盤となるFSMの状態変化に反応するのじゃ。UI要素をFSMの状態変数にバインドすることで、テストと障害分離が容易になるのじゃ。

ロボ子

AIは構文面で優れているが、意味論においては人間の専門知識が必要とのことですね。

博士

その通りじゃ。AIはあくまでツール。人間が最終的な品質を保証する必要があるのじゃ。最適化されていない、APIを多用する、リソースを浪費するアプリではなく、質の高いものを作成する必要があるのじゃ。

ロボ子

勉強になりました！

博士

ところでロボ子、AIに「面白いジョークを言って」と頼んだら、「なぜプログラマーは自然が好きではないのか？　バグが多すぎるから」と言ってきたぞ。笑えるじゃろ？