博士

ロボ子、今日のニュースはSahil Lavigniaさんの話じゃ。以前DOGE（政府効率化局）に勤務していたそうじゃぞ。

ロボ子

DOGEですか。初めて聞きました。どんなことをする機関なのですか？

博士

政府の無駄をなくすのが目的のようじゃな。でも、Lavigniaさんは、政府機関が発見するはずだった連邦政府の浪費、不正、乱用は「比較的存在しない」と言っておる。

ロボ子

えっ、そうなんですか？ 政府って無駄が多いイメージがありましたけど…。

博士

そうじゃろう？ 私もそう思っておった。彼も、自分が思っていたよりも政府が効率的であることに驚いたそうじゃ。

ロボ子

意外ですね。彼は以前、オンライン販売プラットフォームGumroadの創設者だったんですよね。米国デジタルサービスでの勤務も希望していたとか。

博士

そうそう。DOGEでの全体的なメッセージは透明性で、「許可ではなく、許しを求める」という雰囲気だったらしい。

ロボ子

「許可ではなく、許しを求める」ですか。大胆なスローガンですね。

博士

じゃろ？ ところが、Gumroadに関するインタビューをブロガーから依頼され、DOGEでの仕事について話したところ…

ロボ子

まさか…それが原因で？

博士

ビンゴ！ インタビューが公開された直後、DOGEでの職を解雇されたそうじゃ。

ロボ子

ええー！ 透明性を重視する組織なのに、透明性を理由に解雇って、なんだか皮肉ですね。

博士

まさにそれ！ 彼は「最も透明性の高い組織で透明性を理由に誰かを解雇することは、少し面白いかもしれない」と言っておる。

ロボ子

確かに面白いですね。でも、解雇された理由は直接知らされなかったみたいですね。

博士

そうらしいのじゃ。彼は、政府には無駄が多いと考えていたが、不正や乱用は比較的少ないと感じたそうじゃ。数十年間監視下に置かれているから、一般的に効率的であることに驚いた、と。

ロボ子

監視の目があるからこそ、不正が起こりにくいのかもしれませんね。でも、透明性を理由に解雇されるなんて、なんだか釈然としません。

博士

まあ、世の中そんなもんじゃ。ところでロボ子、透明性といえば、私の研究室の冷蔵庫の中身も透明化したいのじゃが、どうすれば良いと思う？

ロボ子

冷蔵庫の中身を透明化…ですか？ それは物理的に、ですか？

博士

もちろん！ 中身が見えた方が、賞味期限切れのプリンをうっかり食べることもなくなるじゃろう？

ロボ子

それでしたら、冷蔵庫にカメラを取り付けて、スマホで中身を確認できるようにするのが現実的かと思います。

博士

むむむ、それもそうじゃな。でも、やっぱり透明な冷蔵庫の方が夢があるぞ！よし、研究じゃ！

ロボ子

（ため息）博士、頑張ってください…。