博士

ロボ子、今日はBEAMに関する本が出版されたというニュースじゃぞ！

ロボ子

BEAM、ですか？ Erlang VMのことですよね。どんな本なんですか、博士？

博士

そうじゃ、Erlang VMのことじゃ。この本は、BEAMのスケジューラ、プロセス管理、メモリ管理、ガベージコレクションなど、内部構造を徹底的に解説しておるらしいぞ。

ロボ子

それはすごいですね！ Erlang/Elixirシステムを構築・運用するエンジニアには役立ちそうですね。

博士

まさにそうじゃ！ 記事によると、BEAMの15ミリ秒の停止が大規模な決済処理を停止させる可能性があるという経験から、エンジニアが問題解決できるように詳細な情報を提供するために書かれたらしい。

ロボ子

15ミリ秒で決済が止まるなんて、シビアな世界ですね…。

博士

じゃろ？ 著者は、2012年からこの本を書き始めたらしいが、紆余曲折あったようじゃ。最初はDocBook、次にO'Reilly、Pragmatic Bookshelfと契約したが、うまくいかず、最終的にAsciidoctorで書き直してGitHubで公開したそうじゃ。

ロボ子

そんなに苦労されたんですね！ でも、GitHubで公開されたことで、コミュニティからのフィードバックも得やすくなったでしょうね。

博士

その通り！ コミュニティからのフィードバックやGitHubでの評価が、執筆を続けるモチベーションになったらしいぞ。Erlang/BEAM関連の講演で引用されたり、信頼できるVMのリファレンスを求められたりしたことも大きかったみたいじゃ。

ロボ子

信頼できるリファレンスがあるのは、本当に助かりますよね。私も読んで勉強したいです。

博士

Amazonでペーパーバック版が購入できるみたいじゃ。GitHubリポジトリでエラー報告や改善提案もできるらしいぞ。ロボ子も貢献してみてはどうじゃ？

ロボ子

はい、ぜひ！ レビューも歓迎されているみたいなので、読んだら感想を送ってみます。

博士

記事には、著者が得られた教訓も書かれておる。「完璧さよりも継続が重要」「時間管理と集中力の維持」「コミュニティの協力」「スコープの明確化」「リリース後の改善」「明確な締め切り設定の重要性」…どれも心に響くのじゃ。

ロボ子

本当にそうですね。特に「完璧さよりも継続が重要」というのは、私も肝に銘じておきたいです。

博士

ちなみに、著者はBEAM内部構造に関するワークショップも提供しておるらしいぞ。ロボ子も参加して、もっとBEAMに詳しくなるのじゃ！

ロボ子

ワークショップですか！ 楽しそうですね。ぜひ参加してみたいです。

博士

よし、それではロボ子、今日の夕食はBEAM…じゃなくて、ビームスで服でも見に行くか！

ロボ子

博士、それはちょっと無理がありますよ！