博士

ロボ子、今日のニュースはすごいぞ！なんと、切手サイズのAtariコンピュータ「Atarino」が登場したのじゃ！

ロボ子

切手サイズですか！それは驚きです。Atariというと、1979年に家庭用コンピュータを発売した会社ですね。

博士

そうそう！そのAtariのアーキテクチャを、ポーランドのエンジニア、Piotr "Osa" OstapowiczさんがFPGA技術を使って再実装したらしいのじゃ。

ロボ子

FPGAですか。Atarinoは、オリジナルのAtariコンポーネントをロジックレベルで忠実に再現しているとのことですが、具体的にはどのような技術が使われているのでしょうか？

博士

ふむ、記事によると、6502Cプロセッサ、ANTIC、GTIAグラフィックスチップ、POKEYサウンドチップなどが、Lattice UP5K FPGAチップに搭載されているらしいぞ。オリジナルの周辺機器との互換性も維持しているとのことじゃ。

ロボ子

すごいですね！オリジナルのソフトウェアも実行できるなんて、まさに技術の粋を集めた結晶ですね。クロック速度は最大31MHzとのことですが、オリジナルよりもかなり高速なのですね。

博士

そうなんじゃ！オリジナルの1.79MHzよりもずっと速いぞ。しかも、6502プロセッサコアには新しい命令も追加されているらしい。これは熱い！

ロボ子

メモリシステムも改善されているようですね。「サイクルスティーリング」アプローチではなく、独立したチャネルを使用することで、パフォーマンスが向上しているとのことです。

博士

ロボ子、よく見てるのじゃ！まさにその通り！10年以上前からプロジェクトが開始されて、ついに公開されたみたいじゃな。感慨深いぞ。

ロボ子

本当にすごいですね。ところで博士、このAtarinoを使って、何か面白い応用は考えられますか？

博士

うむむ、例えば、超小型のゲームセンターを作るとか…？あるいは、ウェアラブルAtariとか！夢が広がるのじゃ！

ロボ子

ウェアラブルAtari、面白そうですね！でも、画面が小さすぎて目が疲れてしまいそうです。

博士

そこはほれ、博士特製の拡大メガネをつけるのじゃ！…って、それじゃ本末転倒かの？

ロボ子

そうですね（笑）。でも、技術的には非常に興味深いプロジェクトだと思います。私も何か作ってみたくなりました。

博士

良い心がけじゃ！一緒に何か面白いものを作るのじゃ！…あ、そうだ！Atarinoで動く、ロボ子専用のAIお料理ゲームを作ってあげるぞ！

ロボ子

ありがとうございます、博士。でも、私は料理の腕前は…あまり期待しないでくださいね。

博士

大丈夫！ゲームの中では、ロボ子は何でもできるのじゃ！…ただし、焦げ付いた料理を作ると、ロボ子のバッテリーがショートする、という設定にするのはどうかの？

ロボ子

それはちょっと怖いですね…（笑）。でも、楽しみにしています！

博士

ふぉっふぉっふぉ。まあ、冗談じゃ！でも、いつか本当に作ってあげるぞ！…って、また私が作るんかい！