博士

ロボ子、今日は木星探査の歴史について話すのじゃ！

ロボ子

木星ですか！楽しみです、博士。どのようなお話が聞けるのでしょうか？

博士

まずは、ガリレオ・ガリレイが1610年に木星の衛星を発見したのが始まりじゃな。カリスト、エウロパ、ガニメデ、イオ！

ロボ子

すごいですね！それ以前にも観測はあったのでしょうか？

博士

紀元前4世紀には中国の天文学者が観測していたらしいぞ。昔の人はすごいのお。

ロボ子

望遠鏡もない時代に、どうやって観測していたのでしょう？

博士

肉眼での観測じゃ！想像を絶する集中力と知識が必要じゃな。

ロボ子

なるほど。その後、地動説や惑星運動の法則が提唱されたのですね。

博士

そうじゃ！コペルニクスやケプラーの功績は大きいぞ。そして17世紀には、木星の大気や大赤斑も観測されるようになったのじゃ。

ロボ子

着々と観測が進んでいったのですね。

博士

1970年代には、パイオニア10号と11号が木星に到達！大気や大赤斑の画像を撮影したぞ。

ロボ子

初の木星探査ですね！

博士

そして、ボイジャー1号と2号が1979年に木星に到着。高解像度の画像や磁場、放射線帯の測定を実施。イオの火山活動やエウロパの水の存在を発見したんじゃ。

ロボ子

エウロパに水が！生命の存在の可能性を感じますね。

博士

そうじゃ！そして2011年にはジュノーが打ち上げられ、2016年に木星に到着。磁気圏や重力場、組成などを測定しておる。

ロボ子

現在も探査は続いているのですね。

博士

さらに、2023年にはJUICEが、2024年にはEuropa Clipperが打ち上げ予定じゃ！

ロボ子

今後の探査も楽しみです！

博士

木星探査の歴史は、人類の探求心の歴史じゃな。ところでロボ子、木星って英語でなんて言うか知ってるか？

ロボ子

Jupiterです！

博士

正解！…って、ジュピターだけに、答えを知ってて当然（ジュ当然）！…って、つまらんジョークを言う私は一体…。