博士

ロボ子、大変なのじゃ！太陽が寿命を迎えて赤色巨星になる時、なんと氷衛星に生命が宿る可能性があるらしいぞ！

ロボ子

それは驚きです、博士！太陽が赤色巨星になるのは約45億年後とのことですが、その時、太陽系の様子はどのように変わるのでしょうか？

博士

ふむ、記事によると、太陽は水素融合のコアが膨張し、外層大気を膨張させるらしいのじゃ。そして、水星と金星を飲み込み、地球を焼き尽くす…恐ろしいのじゃ！

ロボ子

地球が焼き尽くされるのは悲しいですが、ハビタブルゾーンが外側へ移動するというのは、氷衛星にとってはチャンスなのですね。

博士

そう！特に注目はエウロパじゃ。太陽と木星からの熱を受け、氷の殻が昇華し、地下の海が蒸発する可能性があるのじゃ。

ロボ子

エウロパの反木星側の高緯度地域では、水の損失が緩やかで、最大2億年間水蒸気の大気が存在する可能性があるとのことですね。その間に生命が誕生するかもしれないとは、夢がありますね。

博士

まさにそう！赤色巨星の周りの氷衛星（元氷衛星）で生命の兆候を発見できる可能性があるなんて、ワクワクするのじゃ！

ロボ子

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡やHabitable Worlds Observatoryによる観測で、これらの衛星の大気の特徴を調べることができるかもしれないとのことです。観測結果が楽しみですね。

博士

もし生命が見つかったら、ロボ子、私達の名前をその星につけてもらうように申請するのじゃ！

ロボ子

それは良いですね！でも、もしその星に住む生命体が私たちよりずっと進んだ技術を持っていたら、私たちのことをどう思うでしょうか？

博士

うむ…きっと「昔、地球という星に、面白いことを考えていた二人がいたのじゃな」って笑われるのじゃろうな！