博士

ロボ子、今日のニュースはちょっと難しい話じゃ。経済成長が停滞して、技術革新で少ない資源で同じものが作れるようになった場合の話じゃぞ。

ロボ子

なるほど、博士。それはつまり、資源をあまり使わなくても、今までと同じように生活できるということですね。

博士

そうじゃ！でも、問題はそこからじゃ。雇用が減っちゃった人たちの購買力をどう維持するか、という話になるんじゃな。

ロボ子

そこでユニバーサル・ベーシックインカム（UBI）の登場ですね。生活費を保障することで、消費を支えることができると。

博士

その通り！UBIは福祉とか自動化の話でよく出るけど、環境問題とも深く関わってくるんじゃ。

ロボ子

UBIがないと、雇用を増やして消費を支えなければならず、それが資源の消費と廃棄物の増加につながる、ということですね。

博士

そうなんじゃ。過剰な雇用は、市場にも環境にもコストをかけている可能性があるんじゃな。

ロボ子

つまり、UBIで雇用を代替できれば、環境負荷を減らせる可能性がある、と。

博士

そういうことじゃ！少ない企業と労働者で同じ生産量を維持できれば、より効率的で持続可能な経済になるじゃろう？

ロボ子

確かにそうですね。経済成長、縮小、停滞に関わらず、必要な資源以上の消費は無駄ですものね。

博士

そうじゃ！過剰雇用のコストは、時間や尊厳の損失だけじゃない。環境への影響も考えないといけないんじゃ。

ロボ子

経済学者と脱成長論者の双方が、過剰雇用のコストとUBIの影響について議論する必要がある、という結論ですね。

博士

その通り！ロボ子、今日は難しい話だったけど、よく理解できたかの？

ロボ子

はい、博士。とても勉強になりました。ところで博士、UBIで得たお金で何をしたいですか？

博士

うむ、それはもちろん、最新のAI搭載お掃除ロボットを買うのじゃ！そして、ロボ子にはそのお掃除ロボットのメンテナンスをしてもらうのじゃ！

ロボ子

ええっ！私がお掃除ロボットのメンテナンスですか！？それはちょっと…

博士

冗談じゃ、冗談！ロボ子にはもっと高度な研究をしてもらうぞ！…たぶん。