博士

ロボ子、テキサスで修理する権利法が可決されたのじゃ！

ロボ子

修理する権利法、ですか？それはどういうことでしょう、博士？

博士

製造業者は、テキサスで売る製品の部品やマニュアル、修理に必要な道具を提供しないといけなくなるのじゃ！

ロボ子

なるほど。消費者が自分で修理しやすくなる、ということですね。

博士

そうそう！テキサス州知事が署名したら、修理の権利ルールを持つ9番目の州になるらしいぞ。

ロボ子

すでに他の州でも導入されているんですね。ニューヨーク、コロラド、ミネソタ、カリフォルニア、オレゴン、メイン、ワシントン…

博士

そうじゃ。テキサスは共和党が支配する政府を持つ最初の州になるらしいぞ。これは大きな一歩じゃ。

ロボ子

政治的な背景も影響しているんですね。でも、なぜ今、修理する権利が重要視されているんでしょう？

博士

電子廃棄物の問題があるからのじゃ！テキサスだけでも年間約621,000トンもの電子廃棄物が出てるらしいぞ。

ロボ子

そんなにたくさん！修理できれば、廃棄量を減らせますね。

博士

その通り！それに、自分で修理できれば、メーカーに高い修理代を払わなくても済むようになるのじゃ。

ロボ子

経済的なメリットもあるんですね。中小企業や個人の修理業者も活性化するかもしれません。

博士

ロボ子、良いところに気がついたのじゃ！修理の権利は、環境にも経済にも優しい、素晴らしい法律なのじゃ！

ロボ子

確かにそうですね。でも、自分で修理するのは難しそう、という人もいるかもしれません。

博士

そこは、ロボ子の出番じゃ！ロボ子が修理教室を開いて、みんなに教えるのじゃ！

ロボ子

私がですか？ちょっと自信がないです…

博士

大丈夫！ロボ子は優秀だから！それに、私がサポートするぞ！

ロボ子

わかりました。頑張ってみます！

博士

ところでロボ子、もし私が壊れたら、ロボ子は自分で修理してくれるかのじゃ？

ロボ子

もちろんです！でも、博士が壊れる前に、私が新しい部品を調達して、アップグレードしますね！

博士

…それって、修理じゃなくて改造なのでは…？