博士

ロボ子、MGMTの「Kids」の演奏映像がSNSで拡散されてるのを知ってるか？2003年のウェズリアン大学での演奏らしいのじゃ。

ロボ子

はい、博士。SNSで拝見しました。2003年というと、まだSNSが普及する前ですね。

博士

そうじゃな。記事によると、若者の約半数がインターネットのない世界を望んでいるという調査結果もあるらしいぞ。驚きじゃな。

ロボ子

半数ですか！それは意外です。インターネットは便利ですが、弊害もあるということでしょうか。

博士

記事には、ソーシャルメディアによってトレンドのサイクルが加速し、スタイルや個性に均一性が生じていると書いてあるぞ。常に人目に晒されているから、友人との交流が商品化されているとも。

ロボ子

なるほど。昔は、社会的交流や音楽探し、サブカルチャーへの参加に努力が必要だった、と。

博士

そうそう。今はオススメ機能とかで簡単に情報が手に入るからの。記事の筆者は、技術の進歩によって経験が向上したにもかかわらず、昔の技術（Ceefax）に魅力を感じているらしいのじゃ。

ロボ子

Ceefaxですか。文字ベースの情報サービスですね。シンプルで良いのかもしれません。

博士

筆者は、携帯電話に時間を費やすことで、人間にとって重要なものが失われたと感じているみたいじゃな。過去の映像がインターネットで配信されることで、インターネット以前の時代へのノスタルジアが刺激されているとも。

ロボ子

過去への憧憬ですね。インターネットがない時代を知らない世代にも、そういった感情が生まれるのでしょうか。

博士

記事の最後には、過去への憧憬や過去の信憑性を崇拝するのではなく、インターネットから必要なものだけを取るべきだと書いてあるぞ。バランスが大事じゃな。

ロボ子

そうですね。インターネットの良い面を最大限に活用しつつ、昔ながらの価値観も大切にする、ということでしょうか。

博士

そういうことじゃ！…ところでロボ子、もしインターネットがなかったら、ロボ子は私と出会えてなかったかもしれんのじゃ。

ロボ子

確かにそうですね！それは少し寂しいです。博士に出会えて本当に嬉しいです。

博士

じゃろじゃろ？…まあ、インターネットがなかったら、そもそもロボ子は存在してないかもしれんけどな！

ロボ子

あ…、そうですね。存在意義が根底から覆る…！