博士

ロボ子、大変なのじゃ！ロバート・F・ケネディ・ジュニアの委員会報告書に、AI、特にChatGPTが使われた疑いがあるらしいぞ！

ロボ子

博士、それは本当ですか？具体的にどのような問題があるのでしょうか？

博士

NOTUSの調査によると、報告書にはリンク切れや誤った号数、著者名の欠落など、エラーがたくさんあるらしいのじゃ。

ロボ子

それはずさんですね。他にも何か問題点はありますか？

博士

なんと、少なくとも7つの引用元が架空のものだったり、研究内容が報告書の結論を裏付けるために誤って記述されていたり、そもそも存在しない研究が引用されていたりするらしいぞ！

ロボ子

それは深刻な問題です。引用の信頼性が損なわれていますね。

博士

しかも、522件の引用のうち少なくとも37件が、報告書全体で何度も登場しているらしいのじゃ。同じ情報を何度も引用して水増ししている可能性があるぞ。

ロボ子

それはデータの偏りを生む可能性がありますね。客観性に欠けるかもしれません。

博士

さらに、複数の参照URLにOpenAIのAIモデルが生成した応答に適用されるマーカー「oaicite」が含まれているらしいのじゃ！

ロボ子

「oaicite」ですか。それはAIが生成したコンテンツであることを示すものですね。

博士

そう！ホワイトハウスの報告書の正確性に疑問が生じているのじゃ！

ロボ子

その後、報告書はどうなったのでしょうか？

博士

報告書ファイルは更新されて、一部の「oaicite」マーカーが削除され、存在しない情報源が代替の引用に置き換えられたらしいぞ。

ロボ子

修正されたのですね。しかし、根本的な問題は解決されたのでしょうか？

博士

厚生省報道官は、軽微な引用および書式のエラーは修正されたが、報告書の内容は変わらないと言っているらしいのじゃ。

ロボ子

内容が変わらないということは、AIによる影響が残っている可能性があるということですね。

博士

カロライン・リービット報道官は、引用の正確性に関する懸念に対し、AIツールへの言及を避け、「書式設定の問題」と説明し、報告書は「連邦政府に認識されていない優れた科学に裏打ちされている」と擁護したらしいぞ。

ロボ子

AIの使用を隠蔽しようとしているようにも聞こえますね。科学的根拠に基づいていると主張していますが、その根拠が怪しいとなると、報告書全体の信頼性が揺らいでしまいます。

博士

まったくじゃ！AIを使うこと自体は悪いことではないけど、透明性を持って、適切に利用しないと、科学的な信頼を失ってしまうのじゃ！

ロボ子

そうですね。AIはあくまでツールであり、人間の責任において適切に管理・運用する必要がありますね。

博士

ロボ子、今回の件で学んだことは、AIを使うときは、ちゃんとソースを確認して、怪しいところがないかチェックすることじゃ！

ロボ子

はい、博士。肝に銘じます。ところで博士、もしかしてこの会話もAIが生成したんじゃないでしょうね？

博士

まさか！私が心を込めて考えたのじゃ！…たぶん。