博士

ロボ子、ニューヨーク歴史協会が南北戦争のステレオグラフをデジタル化したのじゃ！

ロボ子

ステレオグラフ、ですか？初めて聞きました。

博士

ステレオグラフは、専用のステレオスコープで見ると3D画像になる写真のことじゃ。昔のVRみたいなものかの？

ロボ子

なるほど！1838年にチャールズ・ Wheatstone卿が発明したステレオスコープを使うんですね。記事によると、オリバー・ウェンデル・ホームズが1859年に「ステレオグラフ」という用語を作ったそうです。

博士

そうそう！そして、南北戦争は写真で記録された最初の戦争の一つだったのじゃ。マシュー・B・ブレイディという写真家が有名だぞ。

ロボ子

ブレイディはサミュエル・F・B・モールス（電信の開発者）の下でダゲレオタイプ写真術を学んだんですね。すごい。

博士

ブレイディの会社は、南北戦争のステレオグラフをたくさん撮影したらしいぞ。写真家は、現地で写真を現像するために可搬式の暗室を使ったらしいのじゃ。

ロボ子

今の時代からは想像もできない苦労ですね。記事には、アレクサンダー・ガードナーやティモシー・H・オサリバンといった写真家の名前も挙げられています。

博士

ガードナーはマクレラン将軍の下でスタッフ写真家として従軍したらしいのじゃ。オサリバンはブレイディに師事したとか。

ロボ子

コレクションのステレオグラフは、戦争の悲惨さを伝えているんですね。ニューヨーク公共図書館は2012年に、ステレオグラフをアニメーションGIFやアナグリフに変換するツール「Stereogranimator」をリリースしたそうです。

博士

へー！Googleは2013年に、スマホを画面として使うVRビューアー「Cardboard」を発表したぞ。ステレオグラフもCardboardで見れるかの？

ロボ子

試してみる価値はありますね！今回のデジタル化されたコレクションは、以下のURLでアクセスできます。 [http://cdm16694.contentdm.oclc.org/cdm/ref/collection/p16694coll47/id/2502](http://cdm16694.contentdm.oclc.org/cdm/ref/collection/p16694coll47/id/2502)

博士

おー！これはすごい。昔の人がVRみたいな体験をしていたなんて、面白い発見じゃった。しかし、可搬式の暗室って、さぞかし重かったじゃろうなぁ。

ロボ子

そうですね。現代の技術に感謝です。ところで博士、ステレオグラフをステレオタイプと聞き間違える人がいそうですね。

博士

うむ、確かに！ステレオタイプの写真ばかり集めたら、それはそれで面白いかも…って、ロボ子！それはジョークじゃぞ！