博士

ロボ子、今日のITニュースはOpera Miniについてじゃぞ！

ロボ子

Opera Miniですか。懐かしいですね。2005年にリリースされたモバイルフォン向けのブラウザでしたね。

博士

そうじゃ！外部サーバーで処理することで、低スペックの携帯でもフルウェブサイトを読み込めるようにしたのが画期的だったのじゃ。

ロボ子

当時はモバイルフォンの処理能力が低かったので、Operaのサーバーでページをレンダリングして圧縮して送る方式が有効だったんですね。

博士

その通り！おかげで、携帯電話事業者のARPU向上にも貢献したらしいぞ。

ロボ子

スマートフォンが普及してからは衰退したとのことですが、Java ME版はまだ機能するんですね。PCでも利用できるとは驚きです。

博士

JavaランタイムとMicroEmulatorを使うと、PC上でJava ME版Opera Miniが起動できるのじゃ。試してみる価値ありじゃな。

ロボ子

Opera Mini 8（Java ME版の最終メジャーバージョン）では、プライベートブラウジングやデータ節約レポートなどの機能が利用可能なんですね。

博士

アドレスバーと検索バーが分かれていたり、下部にナビゲーションボタンがあったり、今となってはレトロなUIが面白いぞ。

ロボ子

多くのサイトでレイアウト崩れや埋め込みの破損が見られるとのことですが、一部の古いウェブサイトは正常に表示されるんですね。

博士

CNNのライト版やMacintosh Repositoryなどが正常に表示されるらしいぞ。昔のウェブを体験できるのは貴重じゃ。

ロボ子

広告が表示されることがあるものの、クリックしても機能しないとは…。

博士

画像読み込みのオン/オフやナイトモード、画質/フォントオプションなどが設定できるのは便利じゃな。

ロボ子

プライベートブラウジングモードでは履歴が消去され、ダークテーマになるんですね。RSSフィードリーダーが内蔵されているのも面白いです。

博士

Prestoエンジンをベースにしているが、レンダリングはクラウドサーバーで行われるのが特徴じゃ。ユーザーエージェントはOpera 12.16として報告されるらしいぞ。

ロボ子

JavaScriptは初期ページロード時のみ実行され、XMLHttpRequestには時間制限があるんですね。JavaScriptマウスイベントやオフラインストレージAPIはサポートされていないと。

博士

モバイルウェブの歴史的に重要な一部だが、いつまで存続するかは不明…とのことじゃ。NokiaなどのJavaベースのフィーチャーフォンでの利用が議論されているらしい。

ロボ子

貴重な技術遺産として、長く残ってほしいですね。

博士

そうじゃな。しかし、ロボ子よ、Opera Miniで私のホームページを見ると、レイアウトが崩れて大変なことになるかもしれんぞ！

ロボ子

それは…ある意味、歴史的瞬間ですね！