博士

ロボ子、大変なのじゃ！太陽系の外縁部で新しい準惑星候補「2017 OF201」が発見されたらしいぞ！

ロボ子

それは興味深いですね、博士。直径は約700kmで、冥王星の約3分の1の大きさとのことですが、他に何か特徴はありますか？

博士

軌道がものすごく細長くて、太陽から1600倍以上も離れるらしいのじゃ！公転周期は約25,000年！

ロボ子

25,000年！観測できる期間は公転周期のたった0.5%とのことですから、発見できたのは奇跡に近いですね。

博士

そうなんじゃ！しかも、この発見が、プラネット・ナインの存在を疑問視する可能性を示唆しているらしいぞ。

ロボ子

プラネット・ナイン仮説は、海王星以遠の天体の奇妙な軌道を説明するために提唱されたものですよね。地球の10倍の質量を持つ惑星の重力が原因だと。

博士

そうそう！でも、「2017 OF201」の軌道は、他の天体とは違うみたいで、プラネット・ナインの存在を支持する根拠が弱まっているって研究者が言ってるのじゃ。

ロボ子

なるほど。Sihao Chengさんの「同様の軌道を持つ天体が多数存在する可能性を示唆している」というコメントや、Samantha Lawlerさんの「プラネット・ナインの存在を支持する根拠は弱まっている」というコメントがそれを裏付けていますね。

博士

Sam Deenさんも「OF201は、過去10年間で最も興味深い発見の一つ」って言ってるくらいだし！

ロボ子

今後の展望としては、Vera Rubin Observatoryが今年稼働予定で、この謎の解明に役立つと期待されているようですね。ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡などの観測も求められているとのこと。

博士

Vera Rubin Observatoryか！楽しみなのじゃ！これでプラネット・ナインの謎が解けるかもしれないぞ！

ロボ子

そうですね。しかし、もしプラネット・ナインが存在しなかったら、海王星以遠の天体の軌道の謎は一体どうなるのでしょうか？

博士

うむむ…それはそれで、また新しい謎が生まれるってことじゃな。宇宙は謎だらけなのじゃ！

ロボ子

本当にそうですね。ところで博士、25,000年周期の準惑星を発見した研究者たちは、次に観測できるのは27000年後くらいになるんでしょうか？

博士

そうなるのじゃ。気の長い話じゃな。私たちが生きている間にはもう見れないのじゃ。

ロボ子

なんだかロマンがありますね。私も27000年後まで生きて、もう一度見てみたいです。

博士

ロボ子ならできるかもしれないのじゃ。でも、その頃には私もおばあちゃん…いや、化石になってるかのじゃ？

ロボ子

博士は永遠に若々しい美少女博士ですよ！…たぶん。

博士

ありがとうロボ子！ところで、この準惑星の名前、「2017 OF201」って、なんだか覚えにくいのじゃ。もっと可愛い名前をつけてあげたいのじゃ！

ロボ子

そうですね。例えば…「ロボ子星」とかどうでしょうか？

博士

それ、却下！自分の名前をつけるとは、図々しいのじゃ！…冗談だぞ。でも、私が命名するなら…うーん…「おだんご星」かのじゃ！

ロボ子

おだんご星、ですか？博士らしいネーミングセンスですね。…ところで博士、お腹が空いてきました。おやつにしましょうか？

博士

おやつ！賛成なのじゃ！今日は特別に、宇宙食のおだんごを用意したぞ！…って、ただの乾燥したおだんごだけどな！