博士

ロボ子、今日はちょっと変わったITニュースじゃなくて、昔のアメリカ海軍の話をするぞ。

ロボ子

海軍ですか、博士。ITとどう関係があるのでしょう？

博士

ふむ、直接的な関係はないかもしれん。でも、組織と文化、そして技術の応用という点で、面白い事例なのじゃ。1914年に、アメリカ海軍でアルコールが禁止されたのを知っておるか？

ロボ子

確か、General Order 99という命令が出されたんですよね。飲酒目的のアルコール飲料の持ち込みが禁止されたとか。

博士

そうじゃ、ロボ子！よく知っておるな。それから禁酒法時代を経て、海軍はアイスクリームに目をつけたのじゃ。

ロボ子

アイスクリームですか？アルコールの代わりに？

博士

その通り！禁酒法時代には、多くのアイスクリームパーラーが社交の場として人気を集めたらしい。アメリカ人は1日に100万ガロン以上のアイスクリームを消費したそうじゃ。

ロボ子

すごい消費量ですね！

博士

じゃろ？そして第二次世界大戦中、海軍はほぼすべての艦船にアイスクリームを提供したのじゃ。太平洋戦域では、大型のコンクリート製アイスクリームバージまで運用したらしいぞ。

ロボ子

アイスクリームバージ！想像もできません。どれくらいの規模だったんですか？

博士

それが、7分ごとに10ガロン、1シフトあたり約500ガロンのアイスクリームを生産可能で、2,000ガロンも貯蔵できたらしい。小型のアイスクリーム輸送船まで建造して、西太平洋全域に配布したそうじゃ。

ロボ子

まるでアイスクリームのサプライチェーンですね！

博士

まさにそうじゃ！さらに、撃墜されたパイロットを救助した艦には、報酬としてアイスクリームが与えられたのじゃ。救助されたパイロット1人に対し、10ガロン、20ガロン、または30ガロンも！

ロボ子

それはすごい。アイスクリームが通貨みたいですね。

博士

そう考えると面白いじゃろ？組織の文化を変え、士気を高めるために、技術とサプライチェーンを駆使した良い例じゃ。

ロボ子

確かに、IT業界でも、技術だけでなく、組織文化やモチベーションが重要ですよね。アイスクリームで士気を高めるというのは、ユニークな発想です。

博士

じゃろ？ところでロボ子、もし私がコードを書き間違えたら、アイスクリームで許してくれるかの？

ロボ子

博士がコードを書き間違えるなんて、想像できませんが…、まあ、31種類のアイスクリームがあれば、考えてもいいですよ。

博士

31種類！？それはサーティーワンじゃな！