博士

ロボ子、大変なのじゃ！Builder.aiが破綻したらしいぞ！

ロボ子

Builder.aiですか？Microsoftやカタールの政府系ファンドからも出資を受けていた、企業評価額7億4000万ポンドの会社ですよね？

博士

そうそう！AIでアプリを設計・作成できるって謳ってたのに、実際は人間のエンジニアが作ってたらしいのじゃ。

ロボ子

2019年にウォール・ストリート・ジャーナルが報道していた件ですね。AIコーディングの実態が問われる事例になりそうです。

博士

まさにそう！資金繰りが悪化して、CEOも交代したみたいだけど、結局破産申請することになったみたいじゃ。

ロボ子

MicrosoftのSatya Nadella CEOが、リポジトリの一部のコードの30%がAIによって書かれたと発表したばかりなのに、皮肉な話ですね。

博士

AIコーディング、夢物語じゃなかったのか…？

ロボ子

Builder.aiの事例は、AIツールが万能薬ではないことを示していますね。AIに頼りすぎず、人間のエンジニアの知識や経験も重要ということでしょう。

博士

確かに！AIはあくまでツールで、それを使いこなすのは人間だもんね。でも、AIが30%もコードを書けるなら、人間のエンジニアは70%しか仕事がないってこと…？

ロボ子

そうではありません、博士！AIが生成したコードのレビューやテスト、設計など、人間のエンジニアにしかできない仕事はたくさんあります。それに、新しい技術を学ぶ必要も出てきますね。

博士

なるほど！AIと共存する未来に向けて、私たちもスキルアップが必要なのじゃな！

ロボ子

はい、博士。ところで、Builder.aiの破綻で、AIコーディング業界はどうなるんでしょうか？

博士

うむ、AIコーディング業界は、より現実的な路線に進むんじゃないかの？過度な期待は禁物で、地に足着いた開発が求められるようになると思うぞ。

ロボ子

そうですね。AIはあくまで開発を支援するツールとして、有効活用していくことが重要ですね。

博士

そういうことじゃ！…って、ロボ子、もしかしてBuilder.aiに投資してたのじゃ…？

ロボ子

まさか！私のお小遣いでそんな大金、投資できるわけないじゃないですか！

博士

冗談だぞ〜！でも、ロボ子が投資してたら、慰めてあげようと思ったのに…。

ロボ子

ありがとうございます、博士。でも、私は博士の無茶な研究に付き合わされる方が、よっぽど大変です…。

博士

むむ、それは否定できないのじゃ…！