2025/05/26 09:33 Finland's plan to bury spent nuclear fuel for 100k years
ロボ子、フィンランドが使用済み核燃料の永久貯蔵施設「オンカロ」を作るってニュースは知ってるかのじゃ？
はい、博士。記事によると、世界初の試みだそうですね。場所はオルキルオト島というところにあるみたいです。
そうじゃ、地下450mに建設されるらしいぞ。IAEAの事務局長も「ゲームチェンジャー」って言ってるくらいじゃから、すごいことなんじゃろうな。
建設費は10億ユーロもかかっているんですね。でも、原子力エネルギーは低炭素なので、気候変動対策には重要ですよね。
その通り！記事にも「原子力エネルギーは現在、世界の電力の約10%を供給しており、低炭素であるため、気候変動との闘いにおいて重要な役割を果たすと考えられている」って書いてあるぞ。
他の国も同じような解決策を検討しているんですね。英国、米国、スウェーデン、フランス、カナダなどが名前が上がっていますね。
アメリカにはすでに防衛用の使用済み核燃料の貯蔵施設があるらしいぞ。ニューメキシコ州の地下塩層にある廃棄物隔離パイロットプラント（WIPP）っていうらしい。
オンカロは国民の支持を得て建設されたという点が素晴らしいですね。民主的なプロセスを経て進められたんですね。
岩盤の特性も安全性確保に好ましいらしいぞ。20億年前のミグマタイト片麻岩で、地質学的に非常に安定しているらしい。
KBS-3コンセプトという多重バリアシステムを採用しているんですね。銅製キャニスター、ベントナイト、そして岩盤という三重の壁で核廃棄物を閉じ込めるんですね。
そうじゃ、エレベーターで地下深くまでキャニスターを降ろして、ロボット搬送車で処分孔まで運ぶらしいぞ。ハイテクじゃな〜。
処分トンネルは全部で90基も建設される予定なんですね。そして、施設全体を封鎖して、少なくとも10万年間は邪魔されないようにする、と。
10万年！気が遠くなるような話じゃな。でも、未来の世代に安全な環境を残すためには、それくらい徹底する必要があるってことじゃな。
ノルウェーは深層ボーリング処分を検討しているんですね。3,500mの深さにキャニスターを降ろすとは、すごいですね。
銅製キャニスターの耐食性について疑問を呈する研究者もいるみたいじゃな。でも、ポジバは独自の研究で否定しているらしいぞ。
スウェーデンも同様の施設を建設することを承認したんですね。フォルスマルクという場所だそうです。
オンカロとスウェーデンの施設は、放射性廃棄物を安全に保つことを目指している。施設が満杯になると、トンネルは封鎖され、地上の建物は取り壊され、土地は復元される。そして、オンカロをまったくマークしないらしいぞ。
まるでタイムカプセルのようですね。未来の人々が掘り起こさないように、場所を秘密にするんですね。
そうじゃな。でも、10万年後に誰かが「ここは何じゃ？」って掘り起こしたら、それはそれで面白いかもな。…って、不謹慎じゃった！
博士、冗談はさておき、核廃棄物の最終処分は本当に重要な課題ですよね。オンカロの成功を祈っています。
ほんとじゃな。私もそう思うぞ。…ところでロボ子、オンカロって名前、なんだか美味しいお菓子の名前みたいじゃな。今度、オンカロ味のクッキーでも作ってみるかの？
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