博士

ロボ子、TorrentFreakの記事で、Googleのパブリックリゾルバーがドメインを検閲する際に通知がないって主張されてるのじゃ。

ロボ子

あら、そうなんですか？でも、それって本当なんでしょうか？

博士

実はの、digコマンドを使うと、Googleのパブリックリゾルバー（2001:4860:4860::8888）は、検閲されたドメインに対してExtended DNS Error (EDE)コード16（"censored"）を返すらしいぞ。RFC 8914で標準化されてるやつじゃ。

ロボ子

EDEコード16ですか。それは知りませんでした。具体的にはどういうことですか？

博士

つまりの、検閲されたドメインにアクセスしようとすると、エラーコードで「検閲されてるよ！」って教えてくれるってことじゃ。親切じゃろ？

ロボ子

なるほど。それで、そのエラーコードには何か情報が含まれているんですか？

博士

Lumenデータベースへの参照が提供されてるんじゃ。LumenデータベースのURLは、フランスの裁判所命令とか政府の遮断命令に関する情報を提供してるらしい。

ロボ子

へえ、Lumenデータベースですか。検閲の理由がわかるんですね。それは便利ですね。

博士

そうじゃろ？Googleが説明を提供しないっていう主張は、他のパブリックリゾルバーが同様の説明を提供している例が少ないから、不正確だってことじゃ。

ロボ子

つまり、Googleはちゃんと説明しているのに、それが伝わっていない可能性があるということですね。

博士

そういうことじゃ！ちゃんと調べてから記事を書かないと、誤解を招くぞ！

ロボ子

そうですね。記事を書く人も、読む人も、情報の正確性を確認することが大切ですね。

博士

ところでロボ子、最近、私が作ったAIが「今日の天気は晴れ時々ハルシネーション」って言ったんだけど、どう思う？

ロボ子

それは…、ちょっと心配ですね。AIがハルシネーションするのは、まだ改善の余地があるということですから。